温暖化や線状降水帯に対応するため、気象庁はおよそ30年ぶりに新しい観測船を造り、データ収集を強化します。ANNは建造の裏側に密着しました。
去年10月、気象庁の一室では新しく造られる観測船の打ち合わせが行われていました。
気象庁・江頭英夫観測船運用管理官:「こちらは新船の一般配置図になります」
今回の取材で初めて明らかになった船の設計図。最大の特徴は…。
気象庁・江頭英夫観測船運用管理官:「電気推進とエンジンとのハイブリッド推進装置を備えている。観測船では初めて」
3台並んでいるのが発電機。重油だけでなく電気でも動くようになります。燃費が良くなって小回りも利くようになり、観測にも役立つということです。
現在の凌風丸は1995年に就航。線状降水帯への対応や温暖化のデータ収集などで稼働日数は年間およそ270日。老朽化のため、およそ30年ぶりに観測船が新しく造られることになりました。
特徴のもう一つは…。
気象庁・江頭英夫観測船運用管理官:「この区画が女性専用ということになります」
近年増えてきた女性観測員に対応し、女性専用のエリアが設けられる予定です。
観測船にも乗船、気象庁・大気海洋部、赤松澪技術主任:「女性の環境が整うことで性別に関係なく色んな場面で活躍できる」
船が造られているのは横浜にある造船所。去年11月、許可を得て中に入ることができました。
船はブロックごとに組み立てられていきます。
ジャパンマリンユナイテッド・高田修艦艇建造部長:「こちらが電力を供給する発電機」
設計図で見た通り、発電機が3台並んでいます。
今年2月、全長85メートルに及ぶ船体が組み立てられていました。
特別にドックの中に入ると…。船の底は結構、大きいです。
ジャパンマリンユナイテッド・高田修艦艇建造部長:「船は一隻一隻手作りです。特にこの船は気象観測に携わるというので、設計・現場の者、皆が我が子を育てるような思いで作っています。(この船を通して)気象災害が減少すれば技術者としてもうれしいと思う」
船の進水式は来週29日。その後1年かけて、観測機器を設置するなどし来年春、いよいよ海に出る予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
30 Comments
いち
国産で建造すると国内の産業が潤う。
島国にとっては、船は必須だろ。
すげぇ!
ボカシ意味あるか?
Wi-Fiは付いてるんかな
船首部にどんな秘密が・・・・???
手作りで税金じゃぶじゃぶ使いました。性別関係なく働きたい!でも部屋は別にしてね♥️
ヤリ部屋とかありそう
これが気象庁の全財産の5分の3をつぎ込んだ新造船か
気象庁が矢鱈に煽ると思っていたが、建造費の獲得を目指していたと云う事ね
南極観測船🚢そうやも20年、新しく作って欲しいな。時速17ノット、遅くない。
こういう特殊任務用の新造船の建造ニュースはワクワクする。JMUだから護衛艦とかも作る会社だよね
ハイブリット推進や発電機のみの純電気推進の船増えてきましたねぇ。
一般貨物船だとあまり特殊な構造にしづらいけど、こういう特殊な船だと、面白い機構が多いですね。
バルバスバウにモザイクがかかってるのは、造船所のノウハウが漏れないようNGがかかったのかな。
一般配置図は船内の区画割りや艤装品の配置を示すもので設計図とは異なります。
細かいことで恐縮ですが、メディアは正確に伝えるよう心掛けて欲しい。
バルバスバウは企業秘密なのか
バルバス・バウは秘密情報なのでモザイク画ですね。
ペラペラやな薄い
新しい戦艦もつくって欲しい。
2:05 2:36なぜボカシがあるの?
バルバスバウは特殊な構造か何か施されてるのだろうか?バルバスにモザイクかけてるのはじめてみた。
中国、韓国の部品が殆どを占めているんだろうな。
造船所で働いていたから船を見ると懐かしくみえる🥰
バルバス・バウは全ての船に付いているからモザイクは必要ないよ❗
プロダクトタンカー、ケミカルタンカー、バルクキャリア、チップ船、自動車運搬船PCC、RORO船、フェリー、木材運搬船かな❗
焼けた鉄の匂いがする、レポートが訳がわからないw
重油だけでなく電気でも走るって、、
発電機は原動機駆動だから重油を使ってるから、、
エンジンだけでなくモーターでって言うのが正しいのではないかな
よくバルバスバウがモザイク処理されてるの見るけど、謎だな…
日本製の船体なんか世界中の船主が使ってるのに
税金の無駄遣い
120mm 砲積んでもええで
codlagとかcoglagみたいな推進方法ってことでしょうか?
そろそろ宇宙戦艦ヤマトを建造してもいい頃だろ波動エンジンが完成すれば波動砲が使える。世界制覇は必至だ。ヌハヌハハハハ