1993.11.14 《優勝 宮城県》
時折激しい雨の降る、あいにくのコンディションとなった第9回大会。1区から波乱の幕開けとなり、東京、千葉ら強豪をおさえて、宮城・菅原美和が区間タイ記録でタスキをつなぐ。
中盤以降、2位から7位までが抜きつ抜かれつの激しいレースとなったが宮城は全員が安定した走りをみせ、一度もトップを譲ることなく、2時間22分6秒でゴールイン、東北勢として初の栄冠に輝いた。
連覇を目指した東京、最多優勝を狙う千葉ら、関東勢は、猛追したが及ばなかった。
一方、中高生主体の若いメンバーで臨んだ地元福島は、またも10位以内に届かず、2年後にせまった国体を控え、社会人不在の層の薄さが課題となった。 #駅伝

WACOCA: People, Life, Style.