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─本動画の構成─
0:00〜 1:わしの家=家康を描くも一向一揆へ

11:56〜 2:如何様描かせたら最強の古沢良太

22:20〜 3:2つの小さくも大きな伏線

24:50〜 4:第7話でおもしろかったところ

36:35〜 5:「大河ドラマ」アニメとオープニング解説

40:23〜 6:音楽・効果音解説

41:18〜 7:第8話はどうする?

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「どうする家康」予習解説

「どうする家康」徹底解説

「どうする家康」物語解説

「どうする家康」俳優名で解説

「どうする家康」総括解説

「どうする家康」演出解説

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#どうする家康 #徳川家康 #松本潤
#有村架純 #松重豊 #岡部大 #大森南朋
##杉野遥 #山田裕貴
#松山ケンイチ #市川右團次 #松嶋菜々子

#日本史 #歴史 #古沢良太

30 Comments

  1. どうする家康7話では戦国時代の不安な社会情勢を背景に一向宗を通じて安心感を与える事で信者が増え、活気づく背景が丁寧に描かれた印象です。
    一方の領主側(今回は松平家)も戦争で財政難になる可能性があり、一向一揆が起こる理由も含めて納得した話でした。

  2. このまえどうする家康の第一回を見返して気がついたのですが、冒頭のナレーションの「今日、この平和な世があるのも…」というセリフの今日は、現在ではなく江戸時代の頃のことっぽいなと思いました。なので寺島しのぶさんの正体は家光に家康のことを語る春日局でまちがいないと思います。

  3. 一向宗の描写をカルト宗教のようだと解説されていましたが、私は歌舞伎の元祖とも言われる念仏踊りを連想しました。日々の苦しさを忘れ、踊ることにより連帯感を共有し、それがさらに昇華して高揚感を得られれば、宗徒の強固な結束力につながります。宗徒の何をも恐れぬ強さ、一徹さを無理なく納得させるうまい脚本ですね。領内のユートピア的な雰囲気も、解放感と自由に溢れていました。

  4. 今回は,家康の経験不足が露呈した回だと思いました。三河を一つの家を例えたものの,三河の厳しい現状を十分に理解できていない,頭の中がお花畑感がありました。
     その理由は次の通りです。
    ① 他国の領主である信長が分かっている国内の不穏分子の動きを全く把握できていない。
     服部党を手の内に持ちながら,それを活用できない未熟さを表しています。(ヤギシタさんのご指摘通りです。)
    ② 本證寺に対する潜入・諜報についてです。
     演出上の都合もあるでしょうが,いきなり本人が潜入なんてあり得ません。それこそ服部党もいるのにです。ましてや家臣にも相談せず,自分の思いつきで故障書くの本多忠勝と榊原を従えて等,言語道断ですw
    ③ 空誓上人との対決の場面ではさらに酷すぎます。家康がこの場面に応じているキャラが崩壊しています。そもそも千代に最初から見抜かれていますが,百姓である家太郎で接するのか,家康として接するのかで展開は180°異なるのにそれを理解していません。「実は家康である。他者を排して,一向衆の意図を知りたくまかり越した」と始めれば,ここまで評価を下げずに交渉できたと思います。
    ④ 本證寺に対する課税の交渉の未熟さです。予告編から見ても,重臣達との十分な協議がなされていません。特に鳥居のじいさんが本願寺は三河の国の中にあって別の国であるとの忠告を無視しています。「先代の…」の発言から不入の権はかなり以前から認められており,既得権益化している事が分かります。既得権益を剥奪することは困難で,十分な準備と配慮が必要であることを理解していません。
     これらの内容から,一向一揆は「三河の国は家康の元に集う家であるという誤認」が招いたものであるという視点でした。

     しかしその中で,異彩を放っていたのが千代(古川琴音さん)です。最初から家康の本性を見破り,踊り念仏で民衆の意思を誘導する一向宗のインフルエンサー的な立場で出雲阿国を連想させました。また,空誓上人とのただならぬ関係を匂わせながら,家康と空誓上人との対決をセッティングしました。さらに,一向一揆の蜂起の場面では,蜂起の口火を切る一言を発すると共に,今後の一向一揆で象徴的に使われる「進めば極楽,退けば無間地獄」を言わせるあたり,単なる歩き巫女でなく,他国から送り込まれ三河を調略させるために送り込まれた忍びではないかと感じました。
     いずれにしても,家康の人生でも最大の危機とも言われる一向一揆で今後の展開が気になる回でした。

  5. 今回ほのぼのとしたシーンやギャグシーンがいつもより多く感じましたが、宗教も関わるデリケートであり複雑な事象を描くからこそ、クスッと笑える場面を多くして視聴者をドラマに馴染みやすくしていると感じました。

    ヤギシタさんも踊りお疲れ様です😂

  6. 「イカサマ」の漢字、はじめて見ました笑

    一向宗と本宗寺は、動画内でヤギシタさんもおっしゃってるように、現代のクラブのような場所として描いていたと思いました。
    本当に生活に困窮して、仏に縋りたくて身を寄せる人(現代で言えば、他に行き場がなくてクラブに入り浸ってしまう若者?)もいれば、渡辺守綱や松平家の女性陣のように、「なんとなく楽しそうだから」「異性との刺激的な出会いを求めて」遊びに来る人もいるなど、いかがわしいが人が集まる場所の実態として、リアルな描写がされていて面白かったです。
    一向宗の門徒は、カルト宗教の信者感もさることながら、半グレ集団っぽく見えました笑

    「現世の罪は現世限り」の言葉は、浄土真宗(一向宗)の教えの核となぜ戦国期にあんなに広まったかをよく表しているとても重要なセリフでした。

    他の仏教宗派は、苦しみの人間界での輪廻転生から解脱することを目指して、徳を積んで仏になろうとするのですが、
    一向宗では、阿弥陀如来という仏様を信じていれば、現世の行いに関係なく、仏になり極楽に行けるという教えです(めっちゃざっくり言ってます)

    気候が悪く、常に飢饉で隣り合わせであった上に、支配層は戦いに明け暮れている戦国時代で、仏になるために正しい行いだけをするなんて無理ですよね。

    悪いことをしても、仏を信じれば極楽に行ける。現世では苦しまないように生きるんだ。と言われれば、苦しい民衆の心を鷲掴みだったと思います。

    一揆を起こして、その戦いの中で命を落としても極楽に行けるのですから、一揆勢は死を恐れないバーサーカーになっていて、来週ではその辺りの不気味な一揆勢の姿も描かれるのではないか、と期待しています。

    そして、この一向宗の教えって、今作の本多正信とものすごく相性良さそうで、この後の歴史を知ってる立場としてはニヤけてしまいます笑

  7. 瀬名の、聡明さと、人気からの悪女へのギャップ演技への期待楽しみな回でした~、家と、一揆を繋げるとは、新しい解釈やな!マツヤマケンイチは、しばらく出番なくなるからかな、特段意味なく出てた、秀吉、おもしろいけど、ふざけすぎ?

  8. 千代の役割が、「若者をカルト宗教やテロリスト集団に勧誘する女子大生」のそれですね。

  9. 松嶋菜々子演じるお大が瀬名や他の女中に対してマウントを取ろうとしているのは、戦国の習いとはいえ、1度離縁され松平家から追い出されてしまった自分の過去と、家来に慕われている現在の瀬名を比較して、嫉妬しているのかなと感じました。
    一向宗のシーンでは木村昴演じる渡辺守綱が本人がドラえもんで演じているジャイアンのようで面白かったです。家康を叩いているシーンはさながらジャイアンがのび太をいじめているような感じが出ていましたし、最後に自分が叩いていた相手が家康であることに気付いたシーンはジャイアンが母ちゃんに怒られて凹んでいるシーンに見えたのが面白かったです。それだけに来週の一向一揆のシーンはより一揆の恐ろしさを際立たせるのかなぁ。

  10. おはようございます。
    何時も楽しく視聴しています。
    今回も伏線あって、面白いですねー。夏目広次に関しては、先週放送された、座談会で言われてた、これから撮る歴史上のシーンでの刷り込みかなぁ。
    後、オープンニングの名前順でヤギシタさんが言ってたけど、千代は今後、くの一で使われるのかなぁー。忍者考証も入っているので楽しみです。田鶴も岡部も使ってくるだろうし、気になる脇役に期待しかないです。

  11. 千代=望月千代女説が出ていますね。
    歩き巫女千代女が正体だとすると、初回で三河を探らせようとした武田信玄の策略になる訳ですから凄い爆弾伏線ですよね。
    一向宗すら実は踊らされていた、という暗喩なんでしょうかね。
    だとすると千代が中盤の最後なのはわかりますよね。
    空誓上人より敵としても格上ですから。
    信長、藤吉郎も見つけられなかった白ネズミ(禰津流の忍び)の洒落も意識してますよね。

  12. 他ドラマの話ですいません、ブラッシュアップライフでドラマの出演者名前順の話が出てきて、ヤギシタさんのオープニング解説思い出しました。スタッフさんも頭を悩ませて作っているんだなぁとふふっとしてしまいました。

  13. ヤギシタさんがずっと踊っている😆レアな回でした。自分も嬉しくなってきました😃♪

  14. 冒頭の、瀬名の元康から泰康に改名したらに対して、家康のお前は変わったおなごじゃのう、というポームドラマ風の出だしから一転してガラリと変わり目付きが鋭くて見るからに怖い信長と、農民出身の人懐っこいキャラクターではない反逆者を平気で足蹴にするような情け容赦無い、後の残酷な秀吉を思わせる藤吉郎の登場が、次回以降の波乱の三河国内統治への道を想像させてくれました。

  15. ヤギシタさんにお願いです。
    毎週のドラマの最後次週予告のあとで、家康の兜の顔の部分が一瞬ですが次々と登場人物顔に変わって、次回のお楽しみというエンディングになっていますが、このドラマ演出についての
    解説をお願いいたします。

  16. 宗教によって救われたって言う人の事は否定しませんが、人が何も考えないでのめり込む危うさを、ドラマとヤギシタさんの解説でこういうカラクリもあるのだと言うことを、心のどこかに留め置いてもらうのには、この解説はほんと保存版ですね

  17. ドラマが終えて、数時間で、この、まとめ方、素晴らしいです
    ヤギシタさんが踊っている解説も面白く、解熱され回復したようで嬉しく思います
     
    食べていくのに苦しい中で華やかな一向宗に興味や関心を持つ人々が、まるで洗脳されるように集まっていく気持ち、分かるような気がします
    小平太と平八郎の対比も面白かったです

    三河の家の中で謀反をする人々がいたり、一向宗の実態を直接、家康が見に行き、年貢を納めるように言ってしまい家康だという事がバレてしまう
    三河の家の中で、一向一揆に繋がっていく
    家康は、いろいろな経験を通し成長していくのだと思います

    解説ありがとうございました😊

  18. 未だに鎌倉殿の十三人や麒麟が来たが心に残っていて、どうする家康の軽い感じに入り込めないでいます。
    改めて大河の主演者って大切だと感じます。

  19. 今回の話と逸れますが仏とキリストを利用して口上手く金儲けした奴らが現代の情報社会でも後を立たないのに、情報が少ない戦国の世で宗教ごっこで農民達を洗脳しながら上手く暮らした輩はいっぱいいたんでしょうね〜。

  20. いつも楽しみに視聴しております。今回はヤジシタさんの体力があるのを確認でき安心しております。今後も無理せず頑張って下さい(小生54歳のじじいですが・・・)
    今回の「わしの家」を見て疑問に思った点がひとつ。
    初めて本證寺に行ったときに、家康が薄青いガラス片みたいな物をじっと見つめていました。これは、今後の何かの伏線なのか?今までの回収なのか?わかる方、教えてください。かなり気になりました。よろしくお願いします。ちなみに、うちも昔、ネズミがいましたよ。

  21. いつも楽しく拝見しております。
    今回の一向宗の描かれ方新鮮でした。寺社勢力の繁栄ぶりと時の権力者にとって目の上のたんこぶに思われていくこと。民衆にとって寺社は救いを求め食事を与えてくれる存在(好印象)、権力者は年貢の搾取と戦での人員動員(悪印象)と対照的な流れで一向一揆へ向かっていく前段は良く理解できました。これから信長と石山本願寺との長い戦いもあり、仏教勢力に嫌気のさした信長はキリスト教を容認する辺りに流れていく布石のようにも感じました。

  22. 今の正義感・倫理感では、一向宗による自治は先進的で"正義"・戦国大名による統治は"悪"、と解釈せざるを得ないのではないか、だから従来この時代の戦国武将たちをヒーローとして描くドラマでは、一向宗の自治や一向一揆を描くことから逃げてきたのではないか、しかし今回はそれを描くとなると、踊り狂うとかのヤバい特徴を表現することでカルト集団と表現して乗り越えようとしているようですが、果たしてそれが成功したのかどうか、私は、今回を見た限りでは余り上手く行かなかったのではないか、と思いました。

    各家庭で、子供が「こっち(:一向宗自治地域)の方が皆んな幸せそう。松潤はこれを壊すの?松潤悪い奴じゃん!?」と云って大人たちが困っている光景を想像しました。

    (なお、うちの宗派は、一向宗(本願寺)ではなくて、徳川と同じ浄土宗(知恩院)です。)

  23. わしの家だから何しても良いんだ!最初のうちはそう思ってはいなかったけど、空誓に焚き付けられたかな?一向一揆武田が裏に暗躍していたのかな?

  24. 今回、面白かったのは、有村架純さんのたぬき顔メイクでした。しかしいまだかつて、こんなかわいい築山殿が演じられたことがあったでしょうか?歴代の築山殿のキャスティングを調べたところ、池上季実子さん、十朱幸代さん、高島礼子さん、三人とも極妻女優です。そして菜々緒さん、Missデビルです。凄みのある歴代築山殿に対し、かわいい有村さんの築山殿、あの悲劇にどうつながって行くのか、楽しみです!

  25. 単純な「詐欺」とか「イカサマ」ではないですよね。そんな単純な味方で良いのかな?

  26. 今回の 古沢脚本で唸ったのは、三河一向一揆がなんでおこったか、というプロセスを丹念に描いてくれたことですね。

    家康の変装・潜入劇は一見、単なるお笑い演出のように見えますが、一向衆の首領の「空誓上人」と直接対決させる、という劇的効果がありました。これはもちろん、フィクションを重ねていかないと、成立しないシーンです。

    私も「カルト宗教」の肩を持ちたくはないのですが、あのディベートに関する限り、公平に見て家康の判定負けだ、と私には思えました。一向宗コミューンのほうの主張に分がある。これは正直、やられた、と思いました、脚本の上手さに。

    確かに空誓上人はかなり怪しげな人物ですが、「オマエとオレと、どちらが現実に民衆を救える?」という問いに、家康は答えられていません。何度も言いますがカルト宗教の肩を持つつもりは毛頭ありませんが、この場面に限っては、市川左団次の貫禄勝ち、と見えました。

    しかし、家康は「言い負かされた」とは思ってない(思いたくない、プライドがあるから)。そこで「こいつらは邪教だ、自分がが正義た」と無理に思い込んでしまった。これで、家康の「若気の至り」感が強調されています。

    人間、自分の正当性に自信がないときほど、逆にムキになるものじゃあないでしょうか。乱暴な方法で年貢徴収を強行した家康は、明らかにしくじっている、と言っていいでしょう。

    家康の人生最大の危機は、家康自らが招いたんだ、てことを、今回の脚本は冷徹に描いている、と見ました。

  27. 毎回楽しく拝見しております。 

    以前私は、「どうする家康」の設定を松平家(徳川家)という

    地方のいち中小企業が大企業へと発展していくストーリー

    として見ている申し上げました。

    その視点でいくと、今回第7話は松平家の中で特に力を持っている

    一向宗という名の「労働組合」と家康若社長との対立を描いている

    ように見ておりました。 

    ヤギシタさんはお若いのでピンと来ないかもしれませんが、

    昔(昭和の時代)は企業内に力の強い労働組合があり、幅をきかせていた

    会社も珍しくありませんでした。 

    経営状態が苦しい松平家において、一般社員(ドラマでは一般農民)に

    賃金カット(年貢の取り立て)を行っている一方で、一向宗という労働組合は 

    既得権益で守られている。その労働組合にも同じく賃金カットを若社長が

    要求しようとしたところ、思わず一向一揆というストライキ(?)にまで

    発展し(挙句には本多正信という部長までも組合側に加担してしまい)

    企業内がガタガタになる・・ という感じです。 

    後半のシーンで、家康が空誓上人と話し合っている場面も、

    「あぁ、若社長と組合委員長とが折衝している!」

    と思いながら見ておりました。