北海道は急速に発達する低気圧の影響で2月2日にかけて大荒れの天気となる見込みです。

 すでにJRは札幌圏の列車の運転を見合わせるなど交通機関に影響が出ています。

 道内は急速に発達する低気圧が通過し、その後、冬型の気圧配置が強まる見込みです。

 道南の奥尻町では最大瞬間風速27.1メートル(午後6時30分ごろ)を観測しています。

 2日にかけて道内の広い範囲で風雪が非常に強く、予想される最大瞬間風速は日本海側や太平洋側の陸上で35メートルとなっています。

 また2日夕方までの24時間に降る雪の量は、日本海側の多い所で50センチなどと予想されています。

 気象台は猛吹雪や吹き溜まりによる交通への影響や暴風高波に警戒するよう呼び掛けています。

 JRは輸送障害が見込まれるとして1日、札幌発着の最終列車が午後8時ごろに繰り上げられるなど、各路線で運転見合わせが相次いでいて、午後9時までに257本の運休が決まっています。

 2日も快速エアポートが始発から午前9時30分頃まで、学園都市線も始発から午前11時頃まで運転を見合わせるなど、すでに特急43本を含む213本の運休が決まっています。

 新千歳空港発着の空の便も1日は82便が欠航しています。

 こうしたなか北海道科学大学は、2日に予定している一般選抜・前期試験の開始時刻を繰り下げると発表しました。対象となるのは札幌のほか各地方会場で、詳しくは大学のWEBサイトで確認するよう呼び掛けています。

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version