元カリスマホスト城咲仁さん 今は家賃10万円以下で電車移動
日刊ゲンダイ 8月17日(月)9時26分配信
元カリスマホスト城咲仁さん 今は家賃10万円以下で電車移動
ホスト時代の年収は1億円を超えていた城咲仁さん(C)日刊ゲンダイ
日本一有名なホストクラブ、新宿・歌舞伎町の「クラブ愛」で5年間、ナンバーワンホストとして君臨し、芸能界に転向してからは“カリスマホスト”キャラでバラエティーに引っ張りだこだった城咲仁さん(37歳)。襟足が長い茶髪にスーツ姿が懐かしい。今どうしているのか。
「ホストってお客さまに夢を見ていただくのが仕事ですからね。寝ても覚めても、“歌舞伎町のナンバーワンホスト・城咲仁はかくあるべし”って生活をしなきゃなりませんでした」
新宿区内にある所属事務所で会った城咲さん、まずはこう言った。「かくあるべし」のため、移動は1400万円の新車ベンツ、豊島区内の家賃40万円、4LDKマンションに暮らし、年収は1億円を超えていたとか。
「一晩で2500万円稼いだこともありましたよ。でも、だんだんおかしな現象が起き始めた。韓流のヨン様みたいに、“仁様、仁様”と呼ばれ、“おカネを持ってきたので、隣に座っていただけますか?”なんて女性が現れるようになったんです。そんな具合にボクが偶像化され、気がついたら、言うことなすこと、すべてが店の絶対的ルールになってましてね。目の前で札束が飛び交う世界はさすがに異様だったし、六本木や西麻布で朝まで飲む生活はやり尽くした。そう感じてたとき、今の事務所の社長と知り合ったんです」
かくして05年3月、6年間のホスト生活に終止符を打ち、4月に芸能界デビューした。
「最初は求められるまま、モテテクニックを面白おかしく話してました。だけど、正直、誰にも通用するモテ理論なんて存在しません。いかに相手の女性のテンションや空気を読んで気持ち良くしてあげられるか。その瞬発力だけが勝負なんで。しかし、今でも芸能界で生きていけるのも女性をおもてなししてきたキャラがあるから。以前の“カリスマホスト”と違い、今は昼間の健全な“カリスマプレゼンター”として女性の心をつかめるように商品を紹介してます」この動画は YouTube 動画エディタ(http://www.youtube.com/editor)で作成しました
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