女子テニスの大坂なおみ選手が全仏オープンを棄権すると表明したことを受けて、アメリカメディアは「誰も望んでいない結果だ」と驚きを持って伝えています。

 先月31日付のニューヨーク・タイムズは大坂選手の全仏オープンの棄権について、「ショッキングな撤退とテニス界にとって悲しい日」という見出しを取り、「誰も望んでいない結果だった」と報じました。

 一方、「より良いコミュニケーションにより回避できた可能性も高い」との見方も示し、4大大会側の対応が強硬だったとしたうえで、大坂選手の説明不足についても指摘しました。

 また、ワシントン・ポストは「アスリートはサイボーグではなく人間だ」として、主催者側の大坂選手への処分について脅しや厳しい命令のようだと批判しました。

 そして、「全仏オープンを観る理由が1つ少なくなった」と大坂選手の棄権で大会側が失ったものの大きさを強調しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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