今年のノーベル平和賞に決まったウクライナの人権団体「市民自由センター」(CCL)は、同国に侵攻したロシアの凄惨な戦争犯罪の証言を集める活動が評価された。住宅へのミサイル攻撃や市民殺害、子ども連れ去りなど、地道に記録した証言は2万5千件を超える。「人権を守ることが戦争抑止につながると世界に示したい」。11月25日、首都キーウ(キエフ)でミサイル攻撃で大破した首都キーウ(キエフ)の集合住宅をCCLのスタッフ3人が訪れた。

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