近い将来、南海トラフ地震の発生が懸念されていることから津波に対する心得や備えなどの知識を深めてもらおうと神戸市の「人と防災未来センター」の展示の一部が新設されました。
神戸市中央区の「人と防災未来センター」の東館3階に新設されたのは、津波避難体験コーナーです。 この津波避難体験の所要時間は、およそ8分で、目の前には津波の実写映像とCG映像が広がります。 地震発生後に押し寄せる津波から高台にある避難施設を目指す想定で、体験中は歩行装置に乗り、水圧がかかる中での歩行がどれだけ困難かを体感できます。
この他に新設されたのは、将来発生が懸念されている南海トラフや首都直下地震についての展示コーナーや自治体の防災への取り組みパネルなどです。 従来の映像作品にも新たに作成した巨大地震による津波の脅威ガイダンス映像が加わります。 「人と防災未来センター」は、毎週月曜日が休館で、毎月17日は、入館料が無料になります。
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