6月24日に開幕する劇団四季のミュージカル「アナと雪の女王」の稽古が29日、報道陣に公開された。公開稽古後の合同インタビューでは、劇団四季の吉田智誉樹(ちよき)社長が、新型コロナ禍で多くの人の期待を背負うことについて、「責任の重さに身が震える思い」と話した。
同舞台は当初、「JR東日本四季劇場 春」(東京・竹芝)の開業予定日だった2020年9月10日からこけら落とし公演として上映される予定だったもの。新型コロナウイルスの感染拡大により、公演が延期されていた。
エルサ役候補の岡本瑞恵が「ありのままで」をソロで歌い上げた直後、稽古場は大きな拍手に包まれた。アナ役候補の町島智子が駆け寄って熱くハグをすると、岡本は涙を流した。
岡本は稽古後の合同インタビューでも涙。昨年の延期が決まった頃を振り返り、「このやる気に満ちた気持ちをどこに持って行けばいいんだろうと思っていた時期もありました。言いようのない不安。でも待つしかなかった」と素直な気持ちを吐露した。
一方、アナ役候補の町島は「延期になったことで準備期間が増えたなと。これはポジティブにとらえるしかないと思いました」と前を向いていた。延期の間は体づくりなどできることを続け、よりアナに近づくための準備を進めた。
吉田社長は、「このコロナ禍において多くの方がこの作品に期待をしてくださってるということに改めて責任の重さを感じ、身が震える思い。いい舞台をつくって、しっかり感動を届けたいと思います」と決意を表明。「コロナの自粛自粛でほんとに傷ついている方が多いと思います。劇場でひとときあたたかい愛に包まれて、現実を忘れてリフレッシュしていただきたい」と呼びかけた。
ディズニー最新ミュージカル「アナと雪の女王」は、5月30日午前10時よりチケットの一般販売を開始する。
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