今回「まん延防止等重点措置」の対象となる地域は「高知市」です。
市内の飲食店などに対しては午後8時までの営業時間短縮要請が出され酒類の提供は停止、さらにカラオケ設備の利用自粛が求められています。
高知市民に対しては同居家族以外との会食を控えることを要請しています。
大型商業施設に対しては入場者が密にならないよう整理・誘導をし、人との距離を2メートル以上確保するため人数制限を行なうことを要請しています。
また高知市だけでなく県内全域を対象とした要請も出されています。それが「昼夜を問わない外出自粛」「高知市をまたぐ不要不急の往来を控えること」などです。
一方、事業者に対しては出勤者数の7割削減を目指し、テレワーク・時差出勤、休暇の取得を活用し、ローテーション勤務を推進するよう求めています。
そしてイベントについては人数の上限は5000人としています。県主催のものは原則中止・延期となっています。
ここからは県内の施設や学校の対応を見ていきましょう。
まず、県立施設について。「高知城」「高知城歴史博物館」「坂本龍馬記念館」「こうち旅広場」「牧野植物園」の休館は9月3日まででしたが、まん延防止の適用期間に合わせ9月12日までに延長されています。
続いて、県立学校について、一斉休校は行わず感染リスクを減らすため始業時間をおよそ1時間遅らせます。部活動は原則、中止となっています。
最後に自宅療養となった人への対応について…
自宅療養となった場合保健所は医療機関から解熱剤などの薬が処方されているかを確認。血中の酸素飽和度を測るパルスオキシメーターを貸し出し健康状態を把握します。
そして希望者には1週間分の食料や日用品を配布します。自宅療養中、不安を覚えたり容体が急変したりする場合もあると思います。専用の相談窓口で24時間対応し症状によっては入院できる体制を整えるとしています。
これまで通りではなく、これまで以上に細心の注意を払い感染対策を心掛ける必要があります。
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