9日、函館港に見慣れた北海道新幹線の車両が、普段あるはずがない港に置かれています。
いったいなぜなのか、深いワケがありました。
本文 ■坂詰怜記者リポート:「倉庫などが立ち並ぶ函館の港です。ここではいつもは見られないものがあります。
それがあの北海道新幹線の車両です。」

函館港の埠頭に並んだ北海道新幹線「H5系」の車両。
函館山に設置されているHTBの情報カメラでみる限り4両の車両が確認できます。
函館の港に新幹線の車両が置かれている理由。
それは・・・。

■KHB岩崎心平アナリポート(22年3月17日)「特に緑の車体の方/上空からはっきりとわかるほど車両と車両のジョイント部分がずれてしまっています」

今年3月、宮城県や福島県で震度6強を観測した地震。
宮城県内を走っていた北海道新幹線の車両は強い揺れを受けて脱線しました。

■島田修社長(当時)「高速運転に耐えうるかどうかという観点でも見なければいけない詳細な調査をしないと現時点ではなんとも言えない」

その後、脱線した車両は宮城県内の車両基地に移され調査が行われました。
修理して再び使う可能性も残されていましたが安全が確保できないとして廃車が決まりました。
そしてきょう9日、残りの車両が陸揚げされ、廃車が決まった10両の新幹線のうち6両が函館港に並びました。
気になるその「使い道」というのが…乗務員や整備士など社員の研修用に再利用されるのです。
今後、七飯町の車両基地に運ばれる予定です。▼HTB北海道ニュース 公式サイト
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#再利用 #廃車回送 #h5系

12 Comments

  1. まぁ、高速走行する前提だと見えていないところも部品単位で劣化の確認が必要で、結局は高くつくからな。

  2. 北海道テレビのニュース番組で事件事故で北海道函館市の函館港の新幹線車両廃車事故。