東北電力は家庭向けの電気料金のプランについて、2023年4月からの値上げを国に申請しました。
認可されれば従来料金に比べ3割ほどの値上げになる見込みです。

東北電力は11月24日に会見を開き、一般家庭向けで約8割が契約する「規制料金」と呼ばれる電気料金プランについて、2023年4月からの値上げを国に申請したと発表しました。

値上げ幅は契約によって違いますが、平均で32.94%、これは例えば現在の電気料金が月8000円の場合、2023年4月以降は月1万635円と、3000円近く増える計算です。

東北電力では、火力発電に使う燃料の価格の高騰などで2期連続の赤字となる見通しで「電力の安定供給に影響を及ぼしかねない厳しい状況にある」と説明しています。

東北電力岩手支店 山中貞一支店長
「大幅な値上げ申請となり誠に心苦しい限りだが、理解いただけるようお願い申し上げます」

値上げラッシュの中、さらなる負担に盛岡市では…。

Q.電気料金が3割上がりそうですが
街の人
「えー、そんなに。大変。一人暮らしだけれど痛い」
「電気は欠かせないものだし、何か切り詰めていかないと感じる」

認可されるかどうかは今後、国による審査で決まりますが、東北電力では契約者に対し年明け以降お知らせを送り、専用の電話窓口を設置して対応するとしています。

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