北海道電力泊原発から30キロ圏内にある自治体と北海道は31日、重大事故を想定した原子力防災総合訓練を実施しています。

 訓練は、北海道後志地方西部を震源とする最大震度6強の地震が発生し泊原発3号機の原子炉から冷却材が漏れ、複数の設備が故障したとの想定で行われています。

 札幌の災害対策本部と共和町の原子力防災センターなどをテレビ会議で結び、災害情報の集約や住民の避難指示の対応を確認しました。

 岩内町では新型コロナウイルスの感染防止対策を行いながらの避難所運営が想定され、避難してきた約50人の住民の受け入れ訓練を行いました。

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