96歳で亡くなったイギリスのエリザベス女王。かつて、伊勢神宮や鳥羽市など東海地方を訪れたこともあり、女王を出迎えた関係者が、気遣いと優しさにあふれた当時の様子を振り返りました。
【東海地方での思い出の映像はこちらの特設サイトでも公開中です】
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「あなたのマチの秘蔵映像」https://125archives.nagoyatv.com/
メ~テレ(名古屋テレビ)が開局した1962年以降に撮影された愛知・岐阜・三重の昭和・平成のニュース映像集です。
エリザベス女王が初めて日本を訪れたのが49歳だった1975年。
この時、三重県も訪問し、沿道では日本とイギリスの国旗を持った多くの人がお出迎え。
伊勢神宮で「神馬」にニンジンをプレゼント
最初に向かったのが、伊勢神宮でした。
参拝を終えた女王が、興味津々だったのが、神宮で飼育していた「神馬」です。
女王自ら、ニンジンをプレゼントしました。
また、神宮の建物や祭りについて熱心に尋ねていたということです。
真珠島では海女の実演を見学も「寒いといけないから早くあげてあげて」 当時出迎えた人は「優しい方」
続いて向かったのが三重県鳥羽市の真珠島、ここでも多く人に出迎えられました。
真珠の加工作業を見学し、ネックレスを手にとり、熱心に観察していました。
さらに、真珠島では、海女の実演を見学。
約40人の海女が集まりました。
帰り際には、海女の恰好をした子どもから花束のプレゼントを受けとった女王は、とっても嬉しそうな表情を見せてくれました。
当時、真珠島で出迎えた1人が、真珠博物館の松月清郎館長です。
博物館には、その時に撮影した写真が展示されています。
「エリザベス女王は真珠が好きだったと伺っています。海女さんが潜る作業を見てもらったんですけど、5月で水温が低かったので『寒いといけないから早くあげてあげてください』とお言葉を頂いたと聞いています。優しい方だなと思います」(真珠博物館 松月清郎 館長)
松月館長によると、来訪の翌年ぐらいには、「エリザベス女王効果」か真珠島への観光客が100万人近くまで増えたそうです。
名古屋駅で女王からのサプライズ、一目見ようとホームに訪れた人々にも応じる優しさ
鳥羽で一夜を過ごした女王は、翌朝、近鉄鳥羽駅から名古屋へ。
近鉄名古屋駅では女王からのサプライズも。
女王は駅に着いた後、この電車を運転していた運転士を呼んで、黒革の財布を手渡しでプレゼントされたそうです。
国鉄名古屋駅には、女王の到着をいまかいまかと待つ人たちが詰めかけていました。
女王が乗る新幹線ホームの向かい側には、ホームの端ぎりぎりでカメラを構える人たちの姿もありました。
その熱気に気づいたのか、女王が手を振って応じます。
当時の朝日新聞によると、女王は、日本の新幹線に楽しみにされていたようで、「新幹線がホームに入ってくるところを見たい」と、予定より早くホームに向かわれたそうです。
その裏側で、汗を流していた人たちは、女王一行の200以上ある手荷物を新幹線ホームへと運んでいました。
ずらっと並んだスーツケース、かばんには「VIP」の札が張られ、貝殻のタグもつけられていました。
新幹線に乗り込み東京へと向かった女王、この地方の人たちに多くの思い出を残して帰国の途につきました。
(9月9日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より/メ~テレ開局60周年特設サイト『あなたのマチの秘蔵映像 愛知・岐阜・三重60年間の映像記録』で公開中)
5 Comments
エリザベス女王は、近鉄特急12200系にご縁があったようです。
名古屋駅を5分近く遅れて出発して定刻に東京へ着いたそうですね。運転士が神業をされたそうです。
鳥羽国際ホテルの料理が出てこなかったな。。。
近鉄好きの一鉄道マニアとしては近鉄特急にご乗車されたことも誇りに思っています。
エリザベス女王関西に来られてたの初めて知りました❗️新幹線にも興味を持たれるなどいろんな事に感心を持たれる方だなと感じました❗️それ以外フアッションも着こなし上手でセンスも良くて素敵な女王でした❗️