<気になる“電気代”今後の見通し>
明細表を見て、「今月使いすぎたかな?」と思うことが多くなった。電気料金は、急激な勢いで値上がりしている。
2022年11月の一般家庭の電気料金の平均価格。
「8565円」と、高いと感じるが、2021年の11月と比べると「7610円」だから、この1年で1カ月あたり「約1000円」値上がりしたことになる。
※2020年は6850円(約1700円差)
なぜこんなに上がったか。
原因は1つとは言えないが、燃料価格の慢性的な高騰やウクライナ情勢、さらに急激な円安などがあげられる。
電気料金は、これからさらに上がる可能性がある。
そもそも電気料金には、国の認可で電気料金が決まる「規制料金」と、事業者が自由に値段を設定できる「自由料金」の2つの種類がある。
福島県内の場合、東北電力を利用する約8割の家庭が加入しているのが「規制料金」プランだ。
代表的なプランだと11月分・12月分ともに平均【8565円】だが…「自由料金」のプランは11月は【8510円】、12月は【10876円】で、約3割上がる。
これは、燃料などの価格変動を電気料金に反映させる“燃料費調整額”の上限が撤廃されるため。
「規制料金」は、まだ上限があるので、12月の料金は変わらない。
では、「規制料金」のプランに変えた方がいいのでは?と思うのだが、ケースバイケース。例えば、夜にたくさん電力を使う家庭は、「自由料金プラン」の方がお得な家庭もあるし、一概に言えない。
さらに、心配なのが「規制料金プラン」でも料金が今後上がる見通しなこと。
「燃料費調整額」の上限を超えた部分については、これまで東北電力が負担してきたが、この影響などで2022年度は550億円の赤字の見通し。
このため、2023年度早々には、国に料金の値上げを申請する準備を進めていて、春頃には具体的な値上げ幅が公表される見通しだ。
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