JR西日本は福知山線脱線事故の事故車両を保存する施設の完成が1年ほど延期になることを被害者に説明しました。

2005年4月25日、兵庫県尼崎市でJR福知山線の列車が脱線し乗客106人と運転士が死亡しました。

12日、JR西日本は事故の遺族や被害者に向け、事故車両を保存する施設の完成が当初の2024年秋から1年ほど遅れることを伝えました。

被害者からは、設置場所などに対し様々な意見が上がりましたが、延期への強い批判は無かったということです。

【被害者・福田裕子さんと木村仁美さん】
「必要と判断されたなら必要な期間は取るべき。きちんと納得した形でつくっていただけたら」

JR西日本は、来年も追悼慰霊式を行う方針です。

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