新型コロナウイルスについて、緊急事態宣言の解除予定まであと1週間ですが、延長か解除か注目されるなか分科会の尾身会長は延長しても解除しても本質的な解決にはならないと発言しました。その真意に迫ります。
週末の東京・上野の様子。お互いの肩がぶつかるほどの距離で多くの人々が行き交い、緊急事態宣言中とは思えない光景が広がりました。午後8時を過ぎても飲食店には多くの客が・・・。開いている店へどんどん人が流れ、入りきれない客は屋外で飲み始めています。
また、東京・渋谷でも・・・。
各地の人出を見てみると、14日午後3時台の都内の人出は1週間前と比べて渋谷で7.7%、銀座で13%、浅草で33.6%、お台場で26.3%も増える結果に。
15日、東京都の感染者は175人。1週間連続で前の週の同じ曜日を上回っています。前回の延長では感染者数の「下げ止まり」を理由に挙げていた政府。むしろ、下げ止まりどころか増加傾向にあるなか、分科会の尾身茂会長は・・・。
分科会・尾身茂会長:「今までの延長では、なかなか難しいと私は思います。今の感染の実態見えないものがありますから、そのことを放置したままに、ただ延長あるいは解除したとしても、私は本質的な解決にならないと思うので。しっかりとした現状の把握ですよね。検査調査、これが非常に重要だと思います」
専門家が「解除しても延長しても解決にならない」と主張するなかで、解決策はあるのでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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