福島テレビ・本山優紀記者:「明るいグリーンの差し色が特徴的な機体が久しぶりに福島へ降り立ちます」

「阿蘇くまもと空港」から福島空港に到着した“絆チャーター”。
大きな地震の被害を受けた福島と熊本を結んだこのチャーター便の目的は…。

福島県観光交流局空港交流課・二瓶達也課長:「お互いの復興の状況、取り組みをお互いに見ようということで、今回のチャーター便の運航に至ったものでございます」

全国旅行支援などの追い風もあり、熊本からは搭乗率90%を超える162人が福島へ。
熊本の英雄・加藤清正に扮したおもてなし隊などから歓迎を受け、11月12日からは東日本大震災・原子力災害伝承館などを訪れる予定だ。

熊本からの乗客:「復興のことがいつも気になっていましたので、すぐ申し込みました」
熊本からの乗客:「地震に負けない!熊本県人は『もっこす』と言われているほど、一生懸命やりますからね。福島の方も一緒に頑張ってほしいですね」

一方、福島からは107人が参加。
地震で被災した熊本城などを見学する予定だ。

福島から熊本へ向かう人:「遠いには遠いんだから、それを近づけてくれるのが飛行機だから、こういうことが盛んになれば、お互いに復興するのではないかと思います」

福島県は今後も「絆チャーター」などを通じて、復興の発信と空港の利用促進を目指していく方針だ。

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