東京の私鉄では通勤時間帯をはじめ各線で過密ダイヤが組まれています。小田急線、京急線、京王線、東武伊勢崎線など、優等列車(特急や急行電車)が中心となり、各駅停車に主要駅で接続するパターンダイヤが組まれている路線では、そもそもの本数が多いだけでなく、優等列車が続行運転したり、速い電車が遅い電車をあちこちの駅で追い越したりしながら、限られた線路容量で多くの電車を捌けるよう、様々な工夫が講じられています。

小田急や東武は長い複々線を有しているため、急行電車が各駅停車に詰まってノロノロ運転することなく走行することができますが、京急線や京王線は、複々線化が行われておらず、複線で大量の電車、毎時20本以上の電車をやりくりしています。途中駅で上手く列車同士が待ち合わせ、通過待ちを行い、無駄や詰まりのない運転形態になるよう、合理的なダイヤが組まれています。

過密ダイヤを組んでもなお、特定の電車に混雑が集中したり、慢性的な混雑が解消できなかったり、コロナで旅客流動が変化した後にどのような運転形態をとっていくかなど、細かな調整が、ダイヤ改正のたびに各社で行われています。

京王線は2022年3月のダイヤ改正で、特急が準特急と統合され、笹塚、千歳烏山が停車駅に追加されました。京王では、長年、明大前と調布を無停車で運転する特急や準特急と、これらの区間で主要駅に停車する急行、区間急行(旧通勤快速)、各駅停車で利用の棲み分けが行われてきましたが、近距離でも特急を利用する選択肢ができたことで、利用客の動きも大きく変わりました。京王ライナー登場後に大きく変わった夕方の運転形態ですが、今回の変化も併せ、詳しく見ていくことにしましょう。

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