東日本大震災後の2013年9月以来の値上げです。東北電力は来年度の早い時期に家庭向けの電気料金を引き上げる方針を明らかにしました。
東北電力 樋口康二郎 社長
「このままでは電力の安定供給に影響を及ぼしかねないことから、大変苦渋の決断ではありますが、規制料金についても値上げをせざるを得ないと判断し、国への認可申請に向けた準備に入ることといたしました」
これは10月28日に開かれた東北電力の会見で樋口社長が明らかにしたものです。今回、値上げをする方針なのは一般家庭が主に契約する「規制料金」で値上げの際には国の認可が必要です。
東北電力はロシアのウクライナ侵攻を受け燃料価格が高騰していることなどから電力の安定供給に影響を及ぼしかねないとして値上げの申請に踏み切りました。
国の認可が下りれば電気料金の引き上げは、東日本大震災後の2013年9月以来となります。値上げ幅に関しては今後検討をするとしていますが、前回申請された11.41%よりも上回る可能性もあるとしています。東北電力は来年度の早い時期の値上げを目指しています。
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国が負担する意味な