松田瑞生選手“なにわのど根性走り”で「世界に羽ばたきたい」 きょう『大阪国際女子マラソン』号砲
『第41回大阪国際女子マラソン』がきょう30日、大阪・長居スタジアムを起点に、大阪城、御堂筋などを駆け抜けるコースで開催される。28日に大阪市内で行われた記者会見に招待選手たちが出席し、意気込みを語った。

今大会は、今年7月に米オレゴン州で行われる世界選手権の代表争いが主軸となり、派遣設定記録「2時間23分18秒」を突破した日本人1位と2位が切符を手にする。また、2024年のパリオリンピックへの代表選考会 出場権もかかる。

 2018年の覇者で今大会も優勝候補の最有力、松田瑞生選手は「目標は優勝して、世界陸上の切符をとることです」と力を込めた。東京オリンピックの代表選考では補欠となり悔しい思いをしただけに、今大会への思いはひとしお。さらに、地元のレースとあって「大阪はホームであり一番好きなコースです。大阪の地で世界に羽ばたきたいという気持ちが強い」と力をこめた。

また、「今回のレースのテーマが“なにわのど根性走りで松田旋風を巻き起こす”なので、最初はそれを浮かべて走るんですけど、最後30キロ超えてからのラストスパートは、寿司が待っているので、寿司をめがけて! がまんしてきた寿司をめがけて走りたい!」と天真らんまんに語った。

対して、初マラソンとなった2020年の名古屋ウィメンズマラソンで2時間23分27秒をマークした佐藤早也伽選手は「目標は自己ベストを出すことです」と言い、「私は、走っている時は何も考えていないのですが…、今回のマラソンは後半ペースアップするというのが目標にあるので、30キロ以降自分が行けるなっていうタイミングでペースアップしていけたら」と張り切った。

松田瑞生選手“なにわのど根性走り”で「世界に羽ばたきたい」 きょう『大阪国際女子マラソン』号砲
松田瑞生選手“なにわのど根性走り”で「世界に羽ばたきたい」 きょう『大阪国際女子マラソン』号砲

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