愛知県長久手市のジブリパークでは、11月1日のオープンを前に、今月15日と16日で一般客に向けた内覧会が行われました。

 内覧会が行われたジブリパーク。15日と16日は、事前申し込みに当選した、計約1万1000人が訪れ、「ジブリの大倉庫」や「青春の丘」、「どんどこ森」を一足早く楽しみました。

 内覧会に来た子どもは「トトロにぎゅーする」と楽しそうに話しました。15日は「愛知県民向け」、16日は「全国向け」の内覧会でした。

「湯婆婆とかがいると思うから、写真撮りたい」(福井県からの来園者)
「ネコバスに乗るのが楽しみです」(三重県からの来園者)
「福島県から来ました。ずっと大好きだったんでジブリが。ボルテージ最高潮ですね。今からボルテージ超えて行くと思います」(福島県からの来園者)

「万博おばあちゃん」もジブリパーク堪能

 内覧会に訪れたお客さんの中には、2005年の「愛知万博」を毎日訪れ、今は「万博おばあちゃん」として知られる、山田外美代さんの姿も。

 「万博おばあちゃん」こと山田さんは「思ったより童心に帰れました」と笑顔。

「愛・地球博で(万博の)会場に入って、展示物を見たときに心惹かれるのは、私たちが見たことがないもの。この国にこんなものがあるのだなというところ。ジブリで映像とは違う立体感のあるものを見たので、感覚が違う感じで上手に受け止められて、子どもと家族できたときに、きっとこれから会話がはずむだろうなと思った」(「万博おばあちゃん」こと山田外美代さん)

来園者「トトロの口の中で景色を…」

 内覧会では、キャラクターになりきる子どもたちの姿も目立ちました。来園した親子は「千と千尋でまとめてみました。頑張ってコスプレをしてきたので、いろんなシーンが再現できるということで、写真を撮るのが1番楽しみ」と話しました。

 内覧会を楽しんだ人の“ベストショット”&“オススメポイント”を、エリア別にご紹介します!
 
 まずは、「耳をすませば」や「猫の恩返し」をモチーフにした「青春の丘」から。

「バイオリン工房がすごいリアルで、ずっと見てました」
「仕掛け時計がすごかった。本当に作品そのままだったので、涙が出ちゃいました」(東京からの来園者)

 こちらは、「猫の恩返し」に登場する「猫の事務所」。すべてが、“猫サイズ”で再現されています。

「(子どもが)今じゃないと座れない、小さな椅子だったので、こんなに小さかったんだというのが分かればいいね」(日進市の家族)

 続ては、「となりのトトロ」をモチーフにした「どんどこ森」。

 豊橋市からの家族は「とにかくトトロをいっぱい見せて育った世代なので、子ども(孫)よりも私たちが楽しめて、小さなところも細部まで『あ!ここ!ここ!』と探す楽しみと何度も何度も見せたトトロとリンクするところなど感動がいっぱい!」とあまりの感動に、オリジナルグッズも、しっかり購入。

 このエリアのメインと言えば、高さ5mの木製遊具「どんどこ堂」。小学生以下の子どもは、中に入って遊ぶことができます。

「(中は)木でできていて温かみのある感じでした。1番上で、トトロ(どんどこ堂)の口の中で、景色を見ことができたのが嬉しかったです」(名古屋市からの子どもたち)

オリジナルグッズが約200種類!

 最後は、メインエリア「ジブリの大倉庫」。巨大な施設の中に、作品にまつわる様々な展示が並びます。

 「ラピュタ」が大好きという男性は、ロボット兵と念願の2ショット。ほかにも!

「もののけ姫のシシ神さまに首を戻すところもあって、あれは演出があってよかったです」(名古屋市からの来園者)

 また、「借りぐらしのアリエッティ」の庭を再現した場所では、こんな発見をしたそうです。

 名古屋市からの来園者は「角砂糖の写真とるところは、ぜひめくってほしい」「メモ。アリエッティが残したメモがある。気づかずに素通りしていた人が多かったので、よく見てめくってほしい」と話していました。

 “映えスポット”として人気なのが、「ジブリのなりきり名場面展」です。ジブリ作品の名シーンを再現した体験型の施設で、キャラクターになりきり、写真を撮ることができます。

 「ジブリの大倉庫」には、ここでしか買えないオリジナルグッズが約200種類あります。内覧会では早速、買ったグッズを身に着けて楽しんでいる人たちもいました。

Q.いくらぐらい使いましたか
「2万ちょいとか…(財布のひもが)ゆるむよね。オリジナル商品が多かったので、ゆるんじゃいました」(名古屋市からの来園者)

(10月17日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)

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