山口県下関市の山口県国際総合センター「海峡メッセ下関」で15日、安倍晋三元首相の県民葬が行われた。国会議員ら約2千人が参列した。参列者らは沈痛な表情で遺影に白い花を手向け、最後の別れを告げた。会場の祭壇にある大きな遺影は、安倍氏が愛した山口県の山々と海を模した青色の背景に白と黄の花がアーチ状に施されるなど、鮮やかな装飾に囲まれていた。喪主を務めた妻昭恵さんは遺族代表のあいさつで「遺骨という形で帰ってきたのは残念でならない」と目をうるませ、参列者は目頭を押さえた。

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