◆寒露(かんろ)
露が凍りそうになる頃
新暦10月8日~23日頃
◆
十三夜 ~寒露の自然~
秋のお月見は、十五夜だけではありません。約1ヵ月後の十三夜にも月を愛でる風習があり、「後の月見」と呼ばれています。
十五夜は中国から伝わったため、日本では秋の長雨と重なることが少なくありません。十三夜は日本固有の風習なので、晴れてきれいに見えることが多く、平安時代には、宇多天皇から「無双の月」と賞されました。十五夜と十三夜のどちらか一方だけ月見をすることは「片見月」といわれ、昔から縁起が悪いとされています。
十三夜は、栗や枝豆をお供えするので、別名「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。
ゑびす講 ~寒露の生活~
商いの神・ゑびす神に、商売繁盛と家運隆盛を祈る風習で、毎年10月20日に行われます。
江戸時代、江戸へ行商に出かけた京の商人は、この日、京に帰り、旅の無事と商売の繁盛をゑびす神に感謝しました。これがゑびす講の始まりです。大黒天(大国主命)も一緒に祀られることがありますが、これはゑびす神が大国主命の子の事代主神であるという説があり、ともに商いに福をもたらす神として、一組で信仰されることがあるためです。
商売上の駆け引きで客を欺いた罪を祓う「誓文払い」や懺悔の意味を込めた「大安売り」も行われます。
Present by 京福電気鉄道(株)(制作2010年10月)
前の節気-秋分 http://youtu.be/IV3vrcKqyiM
次の節気-霜降 http://youtu.be/LGEqRUdYJu8
YouTubeチャンネル「NipponArchives」
https://www.youtube.com/NipponArchives2013
2 Comments
いいんじゃない❔
寒露
陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也。
澄んだ秋の夜空に、ひときわ美しく輝く、十三夜の月。
満月の十五夜と違い、少しかけた月は、古来より、日本人にとって特別な月でした。
平安時代、時の天皇はほかに並ぶものがないほど、美しいと湛え、「無双の月」と賞しています。
完全ではない、この慎ましさが、変えて、日本人の心を魅了しさのかもしれません。
実りの秋は、感謝の季節。
昔、江戸へ行商に出かけた京の商人は、10月20日に京都に戻り、商いの神様ゑびす神に商売の繁盛を感謝しました。
これがゑびす講の始まりです。
この日は商売上の駆け引きで客を欺いた罪を償う日でもあります。
心を澄み渡らせて、また、新しく始める。
都の商いは、秋の空と似ていますね。
寒さに耐える菊の花がようやく出番と開き始めました。
いよいよ秋は終盤へ。
京都には二十四の季節があります。