9月20日午前、JR東静岡駅(静岡市葵区)で台風後の設備確認をしていた50代の男性作業員が線路上に落下し、死亡する事故がありました。この影響で東海道線はJR静岡駅と富士駅の間で3時間にわたり、運転を見合わせました。
JR東海などによりますと、20日午前9時半前、JR東静岡駅の駅舎の外側にある作業用のデッキから作業員がおよそ10メートル下の線路上に転落しました。転落したのは、メンテナンス会社の会社員の男性(59)で運ばれた先の病院で死亡が確認されました。
男性は台風が去った後に設備に問題がないか、確認作業を行っていて、デッキの床面に使われているグレーチングのゆがみを発見し、状況を見に行った最中だったということです。
男性が転落した線路上には、グレーチングの床面1枚も落下していて、警察は男性が抜けた床から何らかの理由で転落したものとみて調べを進めています。
この事故の影響で、東海道線は静岡駅と富士駅の間で約3時間にわたり、運転を見合わせました。
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