【目次】
0:00 オープニング
1:35 計画停電と日本の電気
5:45 中部電力の特徴
9:52 JERAの火力発電と成り立ち
15:31 JERAの作るアンモニア発電と水素発電
17:39 エンディング、次回予告

次動画:~J-POWER/電源開発~【ゆっくり解説】

前動画:~関西電力/関電/KEPCO~【ゆっくり解説】

毎日の生活や産業活動を支えるインフラとなる「電力・ガス業界」について紹介します。

今回紹介するのは、中部地方の電力会社「中部電力」
東京電力と火力発電部門が合併して、世界最大級の火力発電会社「JERA」を設立した会社です

中部電力の管轄する中部地方は「中京工業地帯」を抱え、トヨタ自動車を中心とした自動車産業や、三菱重工業や川崎重工などの航空宇宙産業が盛ん

また国内屈指のコンビナートである、「四日市コンビナート」にはコスモ石油、三菱ケミカル、パナソニック、味の素のような原料から最終製品をつくる大小様々な工場が隣接している

中部電力もほかの電力会社同様に、電力自由化を契機に発電、送配電、小売事業で会社が分かれていて
発電事業:中部電力本体
送配電事業:中部電力パワーグリッド
小売事業:中部電力ミライズ
でそれそれ行われています。

この中で計画計画停電を防ぐのに重要な「周波数変換所」も所管していて
2021年には震災の電力不足から得た教訓を生かすために作られた変換所
「飛騨変換所」も運営しています

中部電力の特徴はなんといってもカーボンニュートラル
一つ目は、CO2フリー電気を使うことができる会社で、日本で数少ないCO2フリーの電気を販売している会社
そしてもう一つがなんといっても「火力発電」です
まず中部電力本体では火力発電をやっていなくて、関連会社の「JERA」として運営
「ジリ貧の火力の将来を考えれば、首都圏と海外の火力で稼ぐしかない」と判断した中部電力は原発事故で困窮していた東電と組んで、勝負にでました

火力発電と聞くと「環境に悪い」というイメージですが、JERAは
アンモニアや水素を使ったクリーンな火力発電を開発中で
「クリーン・エネルギー経済へと導くLNGと再生可能エネルギーにおけるグローバルリーダー」を目指しています

昔は誰も使っていなかったLNGを日本で一丸となって、開発しサプライチェーンを構築。LNG基地やLNG輸送船、LNG発電所を高い技術力で作りました
同じように水素やアンモニアのサプライチェーンをつくり、次の時代には炭素から水素やアンモニアへのバトンを渡せるか?
要注目ですね

これから働く高校生
就活活動中の大学生
転職したい社会人  

世界の電気を支える電力業界、に興味を持ってもらえると嬉しいです!

関連会社
中部電力パワーグリッド
中部電力ミライズ
知多エル・エヌ・ジー
名古屋熱供給(株)
中部国際空港エネルギー供給
CDエナジーダイレクト
JERA(東京電力フュエル&パワーとの合弁)

JERA火力発電所/抜粋
50 Hz(東北地方・関東地方)
広野火力発電所
常陸那珂火力発電所
鹿島火力発電所
富津火力発電所
袖ケ浦火力発電所
川崎火力発電所
東扇島火力発電所

60 Hz(中部地方)
渥美火力発電所
碧南火力発電所
知多火力発電所
新名古屋火力発電所
四日市火力発電所
上越火力発電所

関連動画
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東京電力と中部電力が作ったJERA 日本一の火力発電会社は脱炭素化出来るか

JERA会社紹介動画(日本語版)

地球をまもる。未来をカエル。再生可能エネルギー

#中部電力 #就活 #ゆっくり解説

6 Comments

  1. 電気は大事や。命に関わる。でも日本ではそれが当たり前になりすぎてる感もある。俺の住んでるフランスでも無計画停電はしょっちゅうやし、隣のドイツでもザクセンアンハルト州とブレーメン州で計画停電を検討してるらしい。日本人は便利に慣れすぎなんかもなあ、もっと肩の力抜いてもええんかもなあ、、、ってたまに思う。

  2. 周波数を統一する計画はあったらしいのですが、何百・何千兆円というコストがかかるらしく、頓挫したままだそうです。
    JERAは最近火力発電所の設備更新や改造でカーボンニュートラルを目指しているそうです。

  3. 中電と東電の火力部門の合弁会社のJERAはセ・リーグのタイトルスポンサーだから
    昨日公開していれば『狙っていたな!!』とニヤリものですなぁ。

  4. 周波数変換所は、恒常的にかなりの比率で使われてしまっており、緊急融通に振り向けられる空きはかなり少ない。210万KWのうち、数十万KW。平時の日本全体のバランスをとるという意味ではそれでもいいが、緊急時に応援するという意味では問題だ。もっと空けておかないと。足らない分は不足側に電源を新たに確保するしかない。