京都市で新型コロナウイルスへ感染後に自宅療養をしていた20代の男性が死亡しました。男性は入院を希望していたということです。

 各地で感染の拡大が続いています。また、若い世代の感染も広がっています。

 厚生労働省によりますと、5日時点では20代の死者は3人。しかし、ここにきて若い世代の死亡例が相次いでいます。感染した人の年代の変化が分かるデータがあります。

 12日に東京都で確認された感染者969人を年代別で見てみると、約半数は20代と30代が占めています。

 京都市では感染した20代の男性が死亡したことも分かりました。それも基礎疾患のない男性です。

 京都市によりますと、男性が発症したのは先月29日。陽性が確認されたのは今月2日です。入院先が決まらず、在宅で電話での健康観察が行われていました。

 ところが5日、連絡が複数回つながらず、深夜になって知人が119番通報。駆け付けた消防によって死亡が確認されました。

 京都府では医療が逼迫(ひっぱく)し、感染者のうち2割しか入院できていない状況です。

 神戸市でも12日、20代の女性と30代の男性の死亡が発表されています。2人には基礎疾患があったということです。

 13日、大阪府で確認された感染者は761人。死亡した人は33人です。

 北海道では13日、過去最多となる712人の感染者が確認されました。そのうち499人が札幌市です。

 東京も依然、厳しい状況は続きます。13日に確認された感染者は1010人です。4日ぶりに1000人を超え、宣言が延長された今も感染拡大は続きます。

 感染状況を分析するモニタリング会議。入院・重症患者数ともじわりと増え、徐々に切迫してきました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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