東京電力は17日、福島第1原発事故の収束作業現場を撮影した映像を公開した。ビデオで吉田昌郎所長は「多大な迷惑を掛け、おわび申し上げる。地元の皆さまの一日も早い帰宅に取り組んでいる」と報告した。
 映像は6分弱で、東電側が編集した。高濃度の放射能汚染水処理システムや使用済み燃料プールの代替循環冷却装置などを設置する様子が写っており、プラントメーカーやゼネコンの責任者が作業の説明や決意を語った。
 作業員の被ばく管理の状況や、クールベスト、ファン付きマスクなどの熱中症対策も紹介。構内には励ましのメッセージなどが張られており、防護服姿の作業員が急ぎ足で作業に向かう姿が写っていた。【東京電力提供】

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