夏の甲子園に栃木県代表として出場しベスト16に入った國學院栃木高校の野球部が6日、学校がある栃木市の大川秀子市長に結果を報告しました。
 
大川市長を訪れたのは、柄目直人監督と平井悠馬主将、2人の副キャプテンです。國學院栃木は37年ぶり2度目の出場となった全国高校野球選手権大会の開幕試合に登場すると、静岡代表の日大三島を10ー3の逆転勝ちで破り、夏の甲子園初勝利を挙げました。2回戦では前回大会覇者、和歌山代表の智辯和歌山を勝負強いバッティングと細かな継投で5ー3で下しました。
 
優勝候補から金星を挙げ、聖地でまさに國栃旋風を起こしたナインに大川市長は「県代表として立派な戦いをして、多くの市民に夢と希望、感動を与えてくれた」とねぎらいの言葉をかけました。これに対し柄目監督は「選手たちは甲子園で自立して練習し、そこでの15日間ですごく成長してくれた」と胸を張りました。
 
選手たちは「自分たちの持っている力以上の力が出せた最高の夏だった」「智辯和歌山との試合前の円陣で、チームメートや応援してくれる人たちのために頑張ろうという話をした」などと夢の舞台を振り返りました。
 
國學院栃木ナインは、10月の国体に出場することが決まっていて、地元の大舞台で全国の強豪を迎え撃ちます。

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