総務省は幹部とNTT社長らの会食が国家公務員の倫理規程に違反する疑いのある接待だったとの中間報告をまとめました。国会でも議題となっています。
(政治部・柴戸美佐子記者報告)
野党側は政治責任のある武田大臣の更迭を求めましたが、菅総理は拒否しました。
立憲民主党・木戸口参院議員:「(官僚は)責任を取って更迭ということになっていますけれども、政治家が責任を取っていません。総務大臣を更迭すべきだと考えますけれども総理いかがでしょうか」
菅総理大臣:「総務大臣にしっかりと真相究明というものをやって頂く。総務省を立て直してほしい、こういうふうに思う」
中間報告によりますと、谷脇総務審議官は3年前から去年までにNTTの社長らと合わせて3回、10万円を超える会食をしていました。このうち谷脇氏が支払ったのは5000円でした。
谷脇氏は8日付で大臣官房付に異動となり、更迭となりました。
野党側はNTTの社長の国会招致を求めています。
与党側は応じる姿勢を示していましたが、朝の与野党協議の場では一転して当面、拒否する方針を示しました。
与党幹部からは「いつかは呼ばなければ収拾できない」という声がある一方で、「予算案の年度内成立は確実だから無理する必要はない」と強気の声も聞かれます。
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