巷でAI超えと話題の神の一手“4一銀”について、何がどう凄いのか、徹底解説します。

主催:日本将棋連盟
   新聞三社連合

お~いお茶杯 第63期 王位戦 七番勝負 第4局
先手:藤井聡太 王位
後手:豊島将之 九段
戦型:角換わり腰掛け銀
藤井王位vs豊島九段の対局。ピンポイント解説動画です(ハイライト)初心者、級位者の方にも分かりやすい解説を心がけます。

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#王位戦 #藤井王位 #藤井聡太

23 Comments

  1. たいへん面白いのは、AIに出てこないと妙手、奇手のように思ってしまうのがわれわれの常識になってしまっているということですね。41銀じたいは級位者でも見える手で、特別すごいわけではないのですが。

  2. この投了図手前でも最善以外逆転となるのがトップ棋士同士の高次元さを感じる。

  3. ポーカープロで元東大将棋部の方が「普通の人間にも見えてもおかしくないけど、なかなか怖くて指しにくい手だった
    でも読み切っていればはっきりと最速の勝ちなので、トップ棋士なら指してもおかしくなさそう」という旨のツイートをされてました
    以前聡太王位が棋聖戦挑戦の時に31銀と支えた手が「一見素人っぽい手に見えたが、その手以降渡辺棋聖から王手が掛からなかった」という論評をされてたと記憶してますが、その辺とは質や意味合いが違うのでしょうか?

  4. 41銀を打って
    そのあと同玉として41に玉がいる状態にしてから、プロの方に局面を見せて

    この局面から後手玉に必死をかける手があります!
    次の一手を考えて下さい。
    と言われたら、プロの先生は
    43銀で必死ですね!と答えられるかもしれませんけど
    ノーヒントで自分の読みの力で
    41に玉が移動すれば必死をかけることができる
    と読み切って打てるのはもう神としか言いようがないですね!
    しかも、41銀の後に玉を逃げる手はどれも即詰み
    つまり同玉とするしかない
    同玉として玉を41に移動させれば、銀をタダで渡しても必死をかけて勝つことができる!
    これを実践のヒントもない状態で
    こんな異次元なレベルの将棋を指せる、終盤力を持つ棋士は藤井王位くらいしかいないのではないでしょうか?
    豊島九段も、自玉に必死がかかっていて先手玉に詰みがないことを読み切って投了しているので、本当に豊島竜王も凄く強いんですけどね…
    ここで投了するのは藤井王位への信頼もあるんでしょうね!
    41銀で銀をタダ捨てして必死をかけたから、もう絶対に勝ちを読み切っているし、ここから絶対に間違えることはないだろう
    という藤井王位への実力の信頼もあってのものだと思います!
    松尾八段戦に続いてまた伝説の41銀を作ったんですね…

    香川愛生女流が
    AIで41銀は最初は5択の候補手にも出てなかったけど
    22億手読ませたところで急に最善手に浮上してびっくりした!とツイートされて
    それを聞くと
    2020年の棋聖戦、渡辺棋聖から棋聖を奪取した時の棋聖戦第2局の時に指した31銀も
    4億手読ませた時点では5番手にも上がらないけど
    6億手読ませたら急に最善手になって、AI越えの一手として話題になりましたよね!
    31銀のように、AI超えと言われる話題になる手なんてもう10年くらいは出ないのではないか?
    とか思ってましたが、藤井王位が人間離れしてることを再認識しました!
    松尾八段戦の41銀もそうですけど、一見するとタダで銀を相手に渡す手なので、普通の人ならまず考えすらしないと思うんですよね…
    銀をタダで捨てても、相手玉の位置が移動させたほうがそれ以上の価値があり
    松尾八段戦の時も、銀をタダで捨てても金の位置を動かして壁金にしたほうがそれ以上の価値がある
    そのことに気付いてその手を指せるのが人間離れしてると思います!

    もう凄すぎて言葉にならないです…
    第5局以降も目が離せないですね!
    両対局者ともお疲れ様でした!
    凄く感動しました!

  5. クソリプやけど「奇しくも」は「くしくも」と読みます

  6. 4一銀はもちろんだけど、角がど真ん中で四方全てに効いてるのがすごい。

  7. ひふみんさんが敗着は封じ手と言われてましたが
    状況は全く違いますが先日の順位戦で 藤井竜王が あのような銀をささなかった事で不利になって負けてしまった事を思い出しました。

  8. 自玉の安全性を読み切るのそんなに難しい局面なの?
    3八歩成以外にこわそうな手がそんなにないから結構直線的な読みだと思う。
    いつももっと難しい局面を複合的に読んでると思うんだけどwましてやあの藤井さんだし・・・
    解説者はAIが候補にあげなかったから深く読まなかっただけで、当事者だったら絶対読んでると思う。
    AIが候補にあげなかったら話題になってるだけの手に見える。
    なんで候補にあがらなかったかは知りたいけどね。

  9. 初心者には本当に解りやすく親切な解説を有難う御座いました。とても明快爽快で楽しい動画です。

  10. 41銀しびれました!!!流石です。(*^-^*)888

  11. 解説してもらうと、アマだったら逆転有り得るのがわかりました。普通は歩打ちですよね

  12. 私は今回の藤井5冠の最短手順それほど評価していません。勝敗不明の中での最短での勝ち筋発見とは大分次元が異なります。たしかに、才能と藤井5冠の将棋に対する姿勢にはリスペクトですが。

  13. 3七歩打ちをみた解説の西田五段は、「普通は3九歩とするんですが」と。藤井王位は違う手を考えていたようで、この長考の陰には
    詰み筋まで読んでいたようです。結局3三銀で金を入手し、そこで3八歩成と攻められても詰み筋は無いと判断し、4三に銀を打ち、
    同桂と反発し、そこで4一銀打ちから流れる様に進んで一気に勝ち将棋にしてしまった藤井王位、凄すぎる。将に神の一手が出た!です。

  14. 初見です。素人なので最後まで詰みの説明いただけて大変わかりやすいです。ありがとうございます。

    お話にありました以前の銀打ちも知らないのでぜひ解説お待ちしてます