北海道がまとめた日本海溝・千島海溝沿いで”巨大地震”が発生した際の「津波浸水想定」によりますと、太平洋沿岸で予想される最も高い津波は、釧路町の26.5メートルであることがわかりました。
北海道は、日本海溝北部から千島海溝にかけての地域で”巨大地震”が発生した時に起きる津波の高さについて、2020年4月に発表された内閣府の考え方に基づき、独自の「津波浸水想定案」を作成しました。
それによりますと、北海道内で最も高い津波が予想されるのは、東部の釧路町で26.5メートル。
内閣府の報告で最も高いと想定されていた日高地方のえりも町は、2番目に高い26メートルとなっています。
この想定案は、6月24日午後のワーキンググループに諮られ、7月中旬に開かれる北海道防災会議地震専門委員会で決定されます。
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