東日本高速道路の渋滞予報士が27日、埼玉県さいたま市にある同社の道路管制センターで、渋滞発生のメカニズムについて解説を行った。
 高速道路渋滞の多くは、上り坂やサグ部(下り坂から上り坂になる部分)が原因となり発生している。ドライバーが上り坂であることに気付かず無意識のうちに速度が低下、後続車との車間距離が縮まり、後続車がブレーキを踏むことにより渋滞が発生する。
 全国でただ1人という、渋滞予報士の原山氏は「ドラぷら(東日本高速道路HP)で渋滞予測を見て、快適に高速道路を利用していただきたい」と高速道路の分散利用を呼びかけた。
 また、同センターは、道路状況の把握や情報を提供する交通管制室とトンネルなどの施設を管理する施設制御室を公開。24時間体制で故障車や事故、トンネル状況などが監視されていた。

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