◆霜降(そうこう)
露が霜となって降りる頃
新暦10月24日~11月7日頃

紅葉狩り ~霜降の自然~
昔から、日本には、紅葉を眺めて楽しむ風習があります。
紅葉狩りの「狩り」は、もともと鳥や動物を捕まえるという意味で使われていましたが、平安時代、狩りをしなくなった貴族たちが野山をめぐり、自然を愛でる様子が狩りに似ていたことから、紅葉を眺めることを「紅葉狩り」というようになったといわれます。
美しい紅葉の錦を愛でながら、貴族たちは宴を開き、歌を詠みました。これが、紅葉狩りの始まりとされています。
紅葉は、葉を落とし、冬を迎えるための、木々の冬支度。人間も、そろそろ本格的に冬支度を始める頃です。

亥の子の火入れ ~霜降の生活~
旧歴10月初めの「亥の日」に火入れをすると、火事が起こりにくいという言い伝えがあり、この日に炬燵や火鉢に火入れをする風習が残っています。
これは、古代中国の五行説に基づくもので、十二支のひとつ「亥」は「水」に分類され、火を鎮めると考えられていました。茶の湯の世界では、地炉を開く「炉開き」が行われます。亥の日の亥の刻に「亥の子餅」を食べる「亥の子の祝い」という風習もあります。
亥の子は田の神とされたことから、収穫を感謝し、無病息災を願うもので、さらには多産な亥にあやかって子孫繁栄も祈ります。

Present by 京福電気鉄道(株)(制作2010年10月)

前の節気-寒露 http://youtu.be/P1l0f-oR-_E
次の節気-立冬 http://youtu.be/vihXlsmT4w4

YouTubeチャンネル「NipponArchives」
https://www.youtube.com/NipponArchives2013

2 Comments

  1. 京都に住んでみたい。と思いました。檀れいさんのナレーションも素敵ですね。いつも素敵な動画ありがとうございます。

  2. 霜降
    露が陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也。
    秋との分けれを惜しむかのように、艶やかに色付く都の山々。
    平安時代、狩りをしなくなった貴族たちは、野山をめぐり、自然を愛でました。
    その様子が狩りに似ていたことから、紅葉を眺めることを「紅葉狩り」というようになったそうです。
    自然を追い求めるその心が、言葉になって、今に残っていたんですね。
    そろそろ火が恋しくなってくる季節。
    京都には旧歴10月初めの「亥の日」に、炬燵や火鉢に火入れをする風習があります。
    十二支の一つ猪は火を鎮める動物とされ、「亥の日」に火入れをすると火事が起こりにくいと信じられてきました。
    偶には、先人たちの声に耳を傾けると、なんでもない日が特別な日になるかもしれません。
    女心と秋の空、晴れたり時雨れたりしながら、季節は冬へ移り変わります。
    京都には二十四の季節があります。