3度目の宇宙滞在を終えた日本人宇宙飛行士の野口聡一さんらが6日、地球に帰還してから初めての記者会見に臨み、「水の惑星、地球に戻ってきたと実感した」と帰還直後の状況を振り返りました。

 2日、地球に帰還した野口さんら4人の宇宙飛行士は、滞在しているテキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センターで帰還後、初めての記者会見に臨みました。5か月余りの宇宙滞在を終えた野口さんは今回のフライトで3つの異なる宇宙船に搭乗したことになりますが、海に着水した際の状況についてこう振り返りました。

 「とても柔らかくて、まるで着陸のようでした。快適で、衝撃はとても少なく直後に波の動きを感じました。水の惑星、地球に帰ってきたと実感しました」(野口聡一 宇宙飛行士)

 また、国際宇宙ステーションで引継ぎを行った宇宙飛行士の星出彰彦さんについては、「今、国際宇宙ステーションで船長として素晴らしい活躍をしている。最後まで頑張ってほしい」とエールを送りました。(07日10:40)

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