2004年の新潟中越地震で車に埋もれた子供をレスキューが救った崩落現場の通過がある上越線の小千谷駅~越後滝谷駅間を走行するE129系の前面展望です。
小千谷駅を出発した上越線の下り列車は、山沿いと信濃川に挟まれた農村地帯を走行していくと、途中で上下線が分かれてトンネル区間に突入していきます。
このトンネルは、2004年の新潟中越地震で激しく崩落した場所となり、土砂が信濃川に流れ落ちている映像が地震の被害を象徴した場所として度々登場しました。
しかもこのトンネル崩落場所には後日に車が埋もれていたことが行方不明操作から発覚し、東京消防庁のスーパーレスキューによって子供が救出されることになって、震災の数日後に再度注目の場所となり、懸命の救助によって人命を救った後世に名を残す場所にもなりました。
現在の上越線は復旧したトンネルの北側開口部が反トンネル構造となって信濃川の壁が重厚な支柱となっており、土砂崩れとなった当時の面影はなくなっている中を走行して越後滝谷駅に到着します。

WACOCA: People, Life, Style.