藤原紀香さんや井川遥さんの水着姿が一世を風靡(ふうび)したアサヒビールの「イメージガール」、いわゆる「キャンペーンガール」が30年余りの歴史に幕を下ろすことが明らかになりました。

 キリン、サントリー、サッポロは、すでに起用をやめていて、これでビール大手4社のキャンペーンガールがすべてなくなることになります。

■東レも「水着」こだわらず…「男性」起用検討

 間瀬遥花さん:「2022年、東レキャンペーンガールに選ばれました。間瀬遥花です」

 キャンペーンガールの在り方は、ビールメーカー以外でも変わりつつあります。大手繊維会社「東レ」の40代目のキャンペーンガールに選ばれた間瀬さんが発表会で着ていたのは、お馴染みの水着ではなく、ワンピースです。

 東レでは「水着キャンペーンガール」の名称から、2015年に「水着」を外し、2019年には「水着審査」もやめていました。今後は「水着」や「女性」にこだわらず、男性モデルの起用も検討事項だとしています。

■専門家「ジェンダー平等で時代にそぐわなく」

 消えゆくキャンペーンガールと水着。これらの変化に、街の人からは、次のような声が聞かれました。

 60代:「やっぱりさみしいところはありますよね。でもまぁ、アサヒビールさんが、そういうのを廃止するっていうのは、時代の流れかなという感じはする」

 20代学生:「昨今のジェンダーレス社会に対する意識が、そうさせてるのかなというのは感じます」

 企業広告のジェンダー表現に詳しい専門家は、次のように話します。

 近畿大学・奥田祥子教授:「水着で肌を露出する女性がっていうのが、男女共同参画・ジェンダー平等というなかでも、どんどんそういう時代のなかでそぐわなくなった。消費者も女性が増えてビールも飲むし、宣伝効果見込まれないというなかで、もう続ける必要がないというのが、総合的判断ということだと思います。肌を露出した水着は、もう復活はあり得ないと思う。男性の方々が、本音の部分で期待されていたとしても、もうそれはあり得ないです」

(「グッド!モーニング」2022年7月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

34 Comments

  1. 芸能人や芸人の高額な給料を見ると、メーカーはCMやスポンサー契約を最小限にして、商品自体を安くして顧客獲得勝負してくれと思うよ

  2. 男女平等以前に「ビール」と「水着」が全く結びつかないから廃止は妥当

  3. 俺はマッチョの黒光りにビールのほうが断然似合うと思うんだけどキャンギャル採用してるオッサン連中は女のムチムチボディーみたいだけなんやろな

  4. いっそキャンペーンボーイと両立すれば良いのにとも考えましたが、2006年に東レが鈴木亮平さんを起用していたようですね。その後継続されていないことから察するにあまり宣伝にはならなかったみたいですが…
    男女問わず、若者を企業のイメージ戦略に組み込む形が変わりつつあることを感じます。

  5. キャンペーンガールを
    ×スケベ
    ○肉体美
    と捉えられる世界がほしい

  6. そのまま雑誌のグラビアとか無くして欲しい。必要ない。

  7. いずれ女は肌を見せるな!って言われてターバン巻く将来もあり得るな

  8. いっそのこと、全て和服にしたらいががでしょう。少子高齢化に歯止めがかかるかも知れませんな。

  9. キャンペーンガールの文化は確かに不必要だった。そもそもビールの文化も。

  10. フェミが喚いた結果、また一つ職業が奪われた

  11. こんな事して何か意味あるの?単なるパフォーマンスにしか見えない。

  12. 市場の良し悪しは別にして、女性の活動によって女性の独占市場が減少を始めたんですね。

  13. イメージボーイでそのへんの酒好きのおっさんでいいよきっもものすっごい美味そうに飲んでくれる

  14. ジェンダーレス社会だから逆に男が露出したっていいと思いませんか?
    俺は今の季節タンクトップや肩出しのシャツ、スキニーなショートパンツで脚線美を強調したり男性の美しさを心掛けています。