梅雨明けから2週間余りが経ちましたが、岡山県では天気が崩れる日が続いています。一体なぜなのか、気象台に聞きました。

(奥原怜奈記者)
「7月15日は晴れているが週間予報を見ると雨が続いています」

6月28日、中国地方は観測史上最短の14日間で梅雨明け。6月中の梅雨明けは1951年の統計開始以来初めてでしたが、今も各地で梅雨のような天気が続いています。

(街の人は)
「雨が降っているから戻り梅雨みたいな感じ。異常気象」
「14日もちょこちょこ雨。結構いや。確かになんでだろう。雲とかの影響?あまり分からない」

7月、岡山市で1ミリ以上の雨を観測した日数は7月14日までの14日のうち7日。梅雨が明けたにも関わらず雨が続くのはなぜなのでしょうか。

(岡山地方気象台 山田貴之調査官)
「7月の頭までは太平洋高気圧に覆われて晴れ。その後、湿った空気が入ってきやすくなったため、くもりや雨となっていた」

岡山地方気象台によりますと、雨の原因は太平洋高気圧の勢力の弱まりや、前線の活動によるもの。15日から16日にかけても前線が中国地方を南下していく影響で雨が続く見込みです。

(岡山地方気象台 山田貴之調査官)
「湿った空気が入りやすかったり、21日くらいには低気圧が通ることから22日くらいまでは、くもりや雨の日が続く見込み」

17日は天気が回復する見込みですが、週明けからは再び雨が続く予想で、最新の気象情報に注意が必要です。

2 Comments

  1. こんな時勢だし経済を早く回すには絶好のチャンスだと思って梅雨明け発表を早まったな。そうだろ!
    予報士等は気象庁の発表には逆らえないから梅雨の戻りだとか、適当に誤魔化してるのが見え見え。