ゴールデンウィークで休診となる医療機関があるなか、町のクリニックには多くの患者が詰め掛けていたようです。
コロナ禍でのゴールデンウィーク。人が増えているのは観光地だけではありませんでした。
東京ビジネスクリニック・内藤祥医師:「患者さんが急激に増えている印象があります」
こう語るのは都内にあるクリニックの医師。患者が急激に増えているという、その訳は・・・。
東京ビジネスクリニック・内藤祥医師:「特にGWの休みに入ってからは他の医療機関も休みを取っているところが多いと思われますので普段、発熱外来は40から50人、一日に受診があったんですが、現在は100人程度ですので2倍ほどにはなっているかと思います」
ただ、発熱外来の患者はゴールデンウィーク前からすでに増えてきていたと言います。
千葉で開いているクリニックではワクチンの個別接種も受け付けていますが・・・。
東京ビジネスクリニック・内藤祥医師:「予約が殺到しておりまして今、80歳以上の方だけの予約を取っているんですが、もう1000人以上の予約を承っている状況です」
高齢者への優先接種はゴールデンウィーク中にも進んでいます。
神奈川県唯一の村では神奈川県初の集団接種が始まりました。清川村では人口の約3分の1が65歳以上の高齢者です。人数は1000人余りですが、届いているワクチンではまだ全員には行き渡りません。今回はまず75歳以上から接種開始です。
ワクチン接種のペースは上げられるのでしょうか。
3日、中山泰秀防衛副大臣は大阪府立国際会議場などを視察しました。政府が設置する大規模接種センターの候補地です。こちらもまずは高齢者から。すべての世代にワクチンが届くのにはまだ時間がかかります。
ただ、感染は若い世代でも広がっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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