新型コロナウイルスについて、東京都は10日、新たに340人の感染を発表しました。2日連続で前の週を上回っていて、リバウンドの懸念が高まっています。
東京都が10日、新たに発表した感染者は340人です。先週の水曜日と比べると24人増えていて、9日から2日連続で前の週を上回り、リバウンドの懸念が高まっています。年代別では、20代が最多の73人で、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者は69人となっています。また、現在入院している患者のうち、重症者は9日と変わらず39人でした。
「今の感染状況は、昨年の9月、10月に非常に似ているなと私は思います。第2波の下げ止まりの状態が続き、結果として、より大きな11月以降の第3波につながりました。第3波が下げ止まっている現在、リバウンドによってさらに大きな第4波を招来するおそれがあります」(日本医師会 中川俊男会長)
日本医師会の中川会長は会見でこのように述べ、首都圏の新規感染者数が下げ止まりから横ばいや増加の兆候もみられるとして、改めて感染防止策の徹底を訴えました。(10日15:36)
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