午前5時55分ごろ 恩田真友子リポート
「午前5時55分です。今病院から黒い車が出てきました。車は6台でその2台目に安倍元総理が乗っています」

9日朝、安倍元総理の遺体を乗せた車が自宅に向かうため、病院を出ました。

午前8時半ごろ 西井紘輝
「午前8時半です。奈良市内の病院を出発してからおよそ2時間半が経ちました。今、目の前にいますこの霊柩車が安倍元総理を遺体を乗せた霊柩車です。後部座席には昭恵夫人も乗っています」

途中、車の燃料補給のために立ち寄ったガソリンスタンドでは…

「霊柩車に向かって一般の方でしょうか。手を合わせています」

その場に居合わせた人が霊柩車に向かって手を合わせる姿も…そして、午後1時半すぎ、自宅に到着。無言の帰宅となりました。

午後1時ごろ 仁科健吾アナウンサー
「大和西大寺駅前のこの場所で安倍元総理が街頭演説を行っていました。そして、背後5メートルほど離れた車道側から山上容疑者によって発砲されました」

8日、奈良市の近鉄大和(やまと)西大寺(さいだいじ)駅前で起きた銃撃事件。

8日 安倍晋三元総理
「皆さん、こんにちは!安倍晋三でございます」

安倍元総理の応援演説が始まり、およそ2分経過した、次の瞬間、2発の銃声が鳴り響き、騒然となる現場。

「大丈夫?」「救急車」「看護師の方!どうか助けて下さい!」

撃たれたのは、背後から。安倍元総理は胸のあたりから血を流してその場に倒れたといいます。心肺停止のままドクターヘリで病院に搬送されますが午後5時3分、死亡が確認されました。死因は鎖骨の下の動脈が損傷したことによる失血死で、弾丸を受けてできた傷は少なくとも2か所あり、そのうち1つが致命傷になったということです。当時、現場に駆け付けた医師は…

現場に駆け付けた医師 中岡内科クリニック 中岡伸悟院長
「顔面蒼白で意識もない状態で倒れておられました。脈と一緒に爪の方を抑えるような痛覚の感覚があるかどうかをチェックさせていただきました。それでも手足ともにピクとしなかったので意識状態も悪いなということが分かりました。医学的には分かっていても、感情的には奇跡が起こってくれという一心でその場にいた心の中は祈るようでした」

殺人未遂で現行犯逮捕されたのは、奈良市に住む職業不詳、山上徹也容疑者、41歳です。映像をよく見ると、安倍元総理が演説している背景に山上容疑者とみられる男の姿が…

山上容疑者の供述
「殺そうと思ってやった、政治信条以外の安倍元総理の態度に不満を持っていた」

9日 仁科健吾アナウンサー
「事件から一夜明けた現場では、たくさんの人が献花台に花を手向けようと行列ができています」

献花に訪れた人
「いてもたってもいられない気分になったせめて献花だけでもと思って来ました」

献花に訪れた人
「もう涙が止まらなかったですね。本当に助けてほしかったし、助けてほしいと思っていました。本当に残念だと思います」

安倍元総理のお膝元、山口県・下関市にある事務所にも多くの人が弔問に訪れていました。

弔問に来た男性
「(安倍元総理は)父親の中学校の先輩だった。それできょう花だけ持ってこようかと…もうショックですね。本当に犯人の顔見たら許せないですね。その一言です」

弔問に来た男性
「安倍さんにはすごく期待をしていましたし、下関にとっても日本にとっても世界にとっても今からご活躍いただけるということを大変期待していたんですけど、悔しいです。残念です、悲しいです」

安倍政権時代は女房役の官房長官を務め、その後、総理大臣を引き継いだ菅前総理は…

9日 菅義偉前総理大臣
「今回の安倍元総理のご逝去に際し、ご冥福を申し上げたいとおもいます。選挙というまさに民主主義の根幹を否定する、卑劣極まりない事件であったと思います。絶対に許してはならない、強い思いであります」

安倍元総理が亡くなったことを受けて岸田総理はアメリカのバイデン大統領と電話会談し弔意が寄せられたことを明らかにしました。

9日 岸田文雄総理大臣
「アメリカを代表として、心よりお見舞い申し上げるとの弔意の電話をいただきました。その中で安倍元総理は卓越した指導者として国際社会をリードし、日米関係の深化にも大きな足跡を残されたことに言及しつつ私は文雄と日本国民と共にあるとの発言がありました」

午後1時半すぎ 岩下耀司リポート
「午後1時36分です。安倍元総理の遺体と昭恵夫人を乗せたとみられる車両が都内の自宅へと入っていきます」

安倍元総理の遺体を乗せた車が自宅に到着。助手席に座っていた昭恵夫人が一礼しました。自宅前には高市政調会長や福田総務会長が安倍元総理の帰りを待っていました。

「午後2時すぎ、加藤元官房長官が安倍元総理の自宅を訪れています」
「午後3時すぎです。細田衆議院議長が安倍総理の自宅を訪れました」

午後2時すぎから岸田総理をはじめ、閣僚など政界の関係者が、弔問に訪れていました。そこには、小泉元総理や二階元幹事長の姿も…

「午後6時40分です。小池都知事が安倍元総理の自宅へ弔問に訪れました」

迎えの車を待つ間、小池都知事は目に涙を浮かべて拭う仕草も…安倍元総理に対面した人によると「穏やかな表情で眠っているようだ」と話しています。実は、安倍元総理の自宅前にも朝から多くの人が献花に訪れていました。

午後1時半すぎ 土田沙織リポート
「午後1時半すぎに安倍元総理の遺体が自宅に到着されました。その直後に一般の規制が解除されまして多くの方が自宅前に集まっています。中には写真を撮る方、花束を持つ方、自宅に向けて手を合わせる方が見受けられます」

政界だけでなく、国民も安倍元総理の死を痛みました。通夜は7月11日、葬儀は12日に近親者のみで予定されているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

38 Comments

  1. 統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会統一教会

  2. 献花に来た人、普段から毎朝晩仏壇に手を合わしているんだろうか?
    それなら理解できるけど。先祖の墓参りは年に何回参っているのだろうか?
    野次馬献花はいらない。

  3. 知らせ! 知らせ! 国が宇宙全体を支配したい場合、世界はすぐに滅びます👿💀🐷🀄

  4. ご遺体 と言っていただきたい

  5. 日本全体が動揺してる中、悪いことが起きないか心配になってきた。安倍さんがいないと不安です😢

  6. 安倍元総理が撃たれたと聞いてさほど驚かなかった。
    全く悲しくない。
    赤木ファイル、忖度・・・
    脳裏であの時のことが思い浮かびました。

  7. SP「暑ヅィイイイ。。早く終わんねぇがな。。帰りでぇええ。。」
    「バァーンン!!」
    「ホェ?」
    「バァーンン!!」
    「時すでに遅し。。」

  8. セルフスタンドに寄ったのは襲撃などのリスクを考慮したのかな?

  9. 警察の死活問題点となる事件、これを機に警護意識、政治家への配慮を変え高めないとまた起きる!治安がトップクラスでいい国日本なのに… 抜本的に警護体制を変えてください。
    ご冥福をお祈りいたします。

  10. この、コロナ禍の中、お見舞いも駄目な時代に、議員は、弔問など、何でも許されるんでしょうね。選挙中なので、お二人とも、イメージアップなんですかね?
    一番は、菅さんですよ。
    ずっと、安倍さんを、支えて来られた方です。

  11. 安倍さんでさえ警察に守ってもらえないのだから、一般人は尚更、自分の身は自分で守らなければならないという事ですね。
    一発目の後に安倍さんが、しゃがむか伏せていたら助かった可能性は高いです。

  12. この週末は無気力でした。安倍さんに対して賛否はあってもこの様な形で銃撃されるのは決してあってはならない。安倍さん本当にショックです。
    心よりご冥福をお祈りします。合掌。

  13. すごけ悲しくなったし、犯人をゆるせないとすごく思った。
    安倍さん今までありがとう!
    天国でまた会えるのを楽しみにしています!
    ご冥福をお祈りします

  14. この犯人は何を考えて刑務所で過ごすのか?満足も得られないままこの世を去るのだろうな。

  15. 未然に防ぐことが出来たのではないかと、ずっと考えています。何のための警備なのでしょうか。惜しい人が亡くなりました。こんな亡くなり方あんまりです。

  16. テロではない。言語妨害でもない。暴徒による襲撃事件と表現されているが
    海外は 暗殺 と表現。彼の殺意はカルト教団への復讐でありそのとりまきの 単独犯クーデター とも
    表現できると考える。

  17. なんかこの事件があってから銃声が入ってる曲かっこいいって思ってたけど、聴くのちょっと気が引けるというか、、

  18. 安倍さん、この応援演説の後きっと美味しいお昼ご飯を食べる予定だったでしょうね。
    でも、最後の食事がこの日の朝食だったのかな?そんな事を考えると本当に
    可哀想でならない。一寸先は闇とは正にこの事か。私達が安倍さんの遺志をしっかり
    受け止めなくてはならない。合掌。🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏

  19. ニュースを見るたび泣いてしまいます。病気を抱えながらもパワフルな方で、これからも国を引っ張ってくださると思っていました。とても悲しくて堪りません