報告:阿部加奈子記者「10年前未来への思いを込めたタイムカプセルがまもなく開封されます。当時高校生だった生徒と震災を知らない現役の高校生たちが集まりました」
福島市で3日、「ふくしま総文」を記念して埋設されたタイムカプセルの開封式が行われ、当時実行委員会を務めた高校生など約70人が集まった。
このタイムカプセルは、2011年8月に福島県で開かれた全国の高校生による文化の祭典・「ふくしま総文」の感動を伝えようと埋設された。
タイムカプセルの中には、未来の自分に宛てた手紙や震災当時の記録などが収められていて、当時実行委員会に参加した女性は「自分たちにとってあの時の記憶・記録というのは今でも大事なものだなと思った」と述べた。
開封式には県内の高校生も参加し、「ふくしま総文」の感動とともに震災当時の高校生が抱いていた福島への思いに触れていた。

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