アニメ『進撃の巨人』の荒木哲郎監督と川村元気プロデューサーがタッグを組み、制作をWIT STUDIOが担った劇場オリジナルアニメ。

 脚本・虚淵玄、キャラクターデザイン原案・小畑健、音楽・澤野弘之、と日本が世界に誇るクリエイターが集結。『進撃の巨人』を手がけたWITSTUDIOが“お家芸”であるアクション表現をとことん突き詰め、圧巻のパルクールアクションで観る者をスクリーンに没入させる。その中でも繊細に描かれるのは、主人公・ヒビキとヒロイン・ウタの美しくも儚いピュアなラブストーリーだ。

 ヒビキとウタの心が通じ合う〈恋愛感情が生まれるアクション〉はどう誕生したのか!? 日本が世界に誇るクリエイターが集結し、誰も感じたことがない“映像体験”をという想いで制作された本作は、縦横無尽なカメラワークで躍動感あふれるグラビティ・アクションが展開され、「にんぎょ姫」の物語をモチーフに作られたエモーショナルなドラマが描かれる。

 この動画は、本作のメガホンをとった荒木哲郎監督と『君の名は。』(16年)や『天気の子』(19年)、『竜とそばかすの姫』(21年)といった作品を手がけ、本作の企画・プロデューサーを務める川村元気による対談映像に加え、主人公・ヒビキの声を演じた志尊淳の本邦初披露となるアフレコシーンも見ることができる。

 “重力が壊れた東京を舞台に駆け回るパルクールアクション”は荒木監督とWITSTUDIOがこれまで積み重ねてきた〈アクションの魅せ方〉の集大成と呼べる仕上がりだ。川村は数あるアクションシーンの中でも、主人公のヒビキとヒロインのウタが見せるパルクールアクションについて、〈アクションの中で恋愛感情が生まれる表現〉が非常にユニークだと感じたようだ。「アクションの中で恋愛感情が生まれる。体が躍動していく中で、“2人の気持ちが通じ合っていく“という表現ができる監督は、荒木監督以外いないだろうなと思いました」と手腕を絶賛。

 荒木監督は「パルクールは『進撃の巨人』などでも、普段から参考にしていたので、もう一段”本格的“に踏み込んで参考にしようと思いました」と振り返り、プロのパルクールアーティストであるZENに協力を仰いだと語っている。

 そんな、本作のアクションシーン制作参加した、国内外で活躍するパルクールアーティストのZENは「ウタは動物のような自然とその動きが必要だからやっているのに対して、ヒビキはものすごく努力して動きを突き詰めてコントロールしている。そういうベクトルが違うところがすごく上手に表現されていたと思います」と完成された映像を観て絶賛のコメントを残しており、人物によって動きを変えながら、身体の動きなどリアリティにこだわったZENのパルクールと荒木監督の圧倒的画力で、東京の街を疾走する少年たちが描かれたのだ。

 さらに、主人公・ヒビキを演じる志尊淳もパルクールのシーンで様々な工夫があった。荒木は「志尊さんは“体を動かしたほうがよりリアルなお芝居が引き出せる”といって、跪いてみたり、マイクを下に置いてみたりといった、普段のアニメアフレコではやらないような、身体で芝居できるような環境を作ってくれました」と志尊のヒビキを演じることへの熱い想いをアフレコ現場で感じたと語っている。

 一方で、本作のヒロインのウタにりりあ。を抜てきした理由について、川村は「ウタは “人間らしさを取得していく”キャラクターなので、映画を通じてお芝居というものを習得していくドキュメンタリズムを持ち込めないかと思っていました」とりりあ。とウタのキャラクターが川村と荒木の中で合致し、オファーに至ったと語っている。

 最後に川村は「“日本のアニメーション監督を世界に紹介していきたい“というものが自分の中にあって、映画で世界とコミュニケーションをどうやってとろうかと思った際に、荒木哲郎監督の才能を世界に広めたいという気持ちがあった」と本作にかける思いを吐露した。そして荒木監督は「今までになかった感触として”甘やかな寂しさや心がヒーリングされる”ような感触で映画館を出ていただけたらなと思っていて、“自分からこういう作品が生まれるときが来るんだな“と思っています」と完成された作品への自信を口にした。

 豪華声優陣とクリエイター陣による、“本気”と”情熱”が詰まった本作。アニメーションの可能性を広げる圧巻の映像を是非劇場で体感していただきたい。

監督:荒木哲郎
脚本:虚淵玄[ニトロプラス] キャラクターデザイン原案:小畑健 音楽:澤野弘之
制作スタジオ:WIT STUDIO
声の出演:志尊淳 宮野真守 梶裕貴 畠中祐 
配給:ワーナー・ブラザース映画
公開日:<劇場版>2022年5月13日(金)全国公開 <Netflix版>2022年4月28日(木)全世界配信
公式HPオフィシャルサイト:bubble-movie.jp
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