2022/6/13(月)
岩手・宮城内陸地震の発生から14日で14年です。一関市では地元の小学生が災害遺構を見学し、当時の被害について学びました。
くの字に大きく折れ曲がった旧祭畤大橋。災害遺構として残された橋が岩手・宮城内陸地震の大きさを物語っています。
2008年、岩手県内陸南部を震源に発生したこの地震では、最大震度6強を観測し、県内で2人が死亡、37人がけがをするなど県南部を中心に被害が出ました。
この災害の記憶を風化させず防災意識を高めるため地元の厳美小学校では毎年この時期防災学習を行っています。
13日は、5年生の児童が被害の大きかった旧祭畤大橋を見学しました。児童たちは災害遺構を目の当たりにし地震の恐ろしさを実感していました。
なお、一関市では14日、岩手・宮城内陸地震が発生した午前8時43分に合わせて防災訓練が市内一斉に行われます。

WACOCA: People, Life, Style.