風土に適した軒の深さと大屋根が風格を漂わせる。。。日本における太陽の南中高度は夏はおよそ78度、冬は31度です。南側に約2m程度、しっかり軒を出すことで、夏の高い太陽は遮り直射日光入れず、冬の低い太陽の陽は室内に取り込むことができる。軒の深い家は、それだけで夏涼しく、冬は暖かい家になるのです。昔からの考え方ではありますが、日本風土を考慮した大切な家づくりのポイント言えます。また正面から見ると一見平屋だと間違えるような安定感のある大屋根の佇まいとなっています。「中庭」を家の中心に配置することで、1階部分の奥行きが大きく、2階部分を1階の北側に寄せることで、1階と2階の屋根が繋がって見えるような大屋根の風格漂うデザインになっています。
2階には奥行き1800mmの大きなバルコニーがありますが、外からはほとんど見えず、ベランダに洗濯物を干していても道路からの目線では全く見えません。プライバシー性が高く、街中では理想的なバルコニーになっています。またバルコニーから中庭を見下ろすことができるので、1階と2階のつながりも感じ、家族の居場所が感じ取れる住まいになっています。
中庭を家の中央に配置することで玄関・LDK・廊下・和室に至るまで、ほどよい光が取り込まれ明るく、春や秋などの季節のいい時期には窓を開け放つことで風通しは申し分なく、自然を感じる気持ちのいい住まいが実現できました。また視線が抜けることで視界が広がり、床面積以上に空間の広がりが感じられ、開放感や家族同志のつながりを感じさせてくれます。
#大屋根 #平屋に見える #中庭 #軒が深い #そとん壁 #木格子

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■建築会社(株)三和木について
「東濃ヒノキ」のふるさと岐阜県白川町に製材工場を所有し、全国各地の銘木を取り扱っています。自然素材と伝統工法による「匠の技」にこだわり、建築家による自由設計をモットーとした「オーダーメイドの家づくり」を実現します!

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「建築士の住宅営業」芦原康夫の自己紹介
【年齢】1970年(昭和45年)生まれ
【出身地】京都市
【学歴】1993年 京都工芸繊維大学 卒業
【経歴】(株)サンゲツ 入社
    商品企画で17年勤務し、退職
    2010年(株)三和木に入社
    2015年 一級建築士 取得
    現(株)三和木大府展示場 店長
【好きなもの】「読売ジャイアンツ」
       (関西生まれで名古屋に住
       み着いてるのに!?)
       アニメ「ワンピース」
【趣味】料理とファスティングにハマり中
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1 Comment

  1. 素敵な動画ありがとうございます。
    上品な佇まいが素晴らしいと思います。

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