2026年の中国時代劇ドラマに「替え玉令嬢」という新たなジャンルが登場し、注目を集めている。写真は「金枝」のリー・イートン。
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2026年の中国時代劇ドラマに「替え玉令嬢」という新たなジャンルが登場し、注目を集めている。現在最も話題となっている作品は「金枝」「司宮令」「嫁金釵」の3作で、いずれも「入れ替わった身分のヒロイン」を軸に物語が展開される。
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1作目の「金枝」は、リー・イートン(李一桐)とチェン・シンシュー(陳星旭)が主演。長瑛郡主・趙金枝と間違われて栄国公府に送り込まれた身分の低い下女・陳雀兒(リー・イートン)が賢寧王と出会い、契約結婚の関係から協力して反乱勢力に立ち向かっていく姿を描く。2月10日にクランクインし、「九重紫」「逐玉:翡翠の君」を大ヒットに導いたツォン・チンジエ(曾慶杰)監督が手がける。
2作目の「司宮令」は、ソン・ズーアル(宋祖児)とディン・ユーシー(丁禹兮)が共演。米蘭Ladyの同名小説を原作とし、復讐(ふくしゅう)のため令嬢の身分を偽って入宮した民間の少女・呉蒖蒖(ソン・ズーアル)が、皇位継承を巡る権力争いの渦中で知略と料理の腕を生かして成長し、やがて六尚(宮廷女官制度の中枢を成す六つの官署)を統括する最高位の女官職「司宮令」にまで上り詰める姿を描く。3月16日にクランクインしたばかりだ。
ソン・ズーアル
3作目の「嫁金釵」は、ティエン・シーウェイ(田曦薇)が主演。笑佳人の小説を基にしており、設定も非常に独特だ。身分を入れ替えられ、おまる洗いをなりわいとする貧しい少女・阿丑が、偽の令嬢に代わって国公府世子の「冲喜花嫁」(重病人の厄払いのための花嫁)となり、その後、出自の秘密を明かして、やがて長公主へと上り詰めていく物語だ。ティエン・シーウェイが野心に燃える少女と良家の令嬢という2役を演じる点が見どころ。時代劇「雁回時」のヤン・ロン(楊龍)監督による最新作で、25年12月にクランクインした。
「嫁金釵」ティエン・シーウェイ
この3作品はいずれも「替え玉令嬢」をテーマにしているが、物語のアプローチはそれぞれ異なる。「金枝」は替え玉による成り上がりと階級への反抗、「司宮令」は宮廷の権力闘争と女性官僚としての成長、「嫁金釵」は悪女と良家の令嬢という人物像のコントラストが強調されている。いずれも女性を主人公とする注目作で、26年から27年にかけて配信される見込みだ。(翻訳・編集/RR)
