リヒテンシュタインが誇る作曲家・ラインベルガー。
その合唱曲を学び、広めるために設立した東京ラインベルガー協会では、
2026年8月、一人でも多くの若者・ユース世代と一緒に、
リヒテンシュタインに演奏に行きたい!と願っています。

 

 
▼自己紹介

私たち「東京ラインベルガー協会」は、リヒテンシュタインが誇る作曲家、J. G. ラインベルガーの音楽を広める活動を行っています。

 

J. G. ラインベルガー(1839~1901)の作品は、日本の合唱界で演奏されることはあっても、取り上げられる作品は非常に限定的です。「多数の名作をもっと多くの方に聴き、知っていただきたい」との思いから、キリスト教学と教会音楽を学び、ラインベルガーのミサ曲に関する論文で修士号(神学)を取得した指揮者・白井智朗が2023年に設立しました。 

 

・全曲演奏プロジェクト実施:

2024年3月17日(ラインベルガーの誕生日)より、ラインベルガーの宗教合唱作品(作品番号が付されている全39作品=カンタータとオラトリオを含む)の全曲演奏に取り組んでおり、全曲演奏の完結は2039年(ラインベルガー生誕200年)を予定しています。

 

・ラインベルガーを「知り」、そして「知ってもらう」ために:

ラインベルガーについて日本であまり知られていない理由の一つに、日本語で読める資料が皆無の等しい現状があると思います。そのため、この全曲演奏を通じて日本の合唱愛好家の皆様にラインベルガーを知ってもらうだけでなく、私たち自身がラインベルガーについて学ぶ機会ともなるよう、リヒテンシュタインを訪問し、様々な文化遺産に触れ、残存するラインベルガーが活躍した教会で演奏することも活動目的としています。

 

諸聖徒宮廷教会

△ラインベルガーが活躍した諸聖人宮廷教会

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

・国際ラインベルガーとの交流:

設立当初より、ラインベルガー生誕の地でその息吹を感じ、理解を深めることを願ってきた私たちは、国際ラインベルガー協会との交流にも努めてきました。幸いにも同協会のユルク・ハンゼルマン会長がこの思いに応え、第1回より演奏会の後援、コンサートプログラムへの祝辞献呈をくださっているほか、資料の提供などにもご協力くださっています。また、2023年12月に当協会代表の白井がリヒテンシュタインを表敬訪問した際には、ラインベルガーゆかりの地を案内していただいたほか、パイプオルガンを試奏する機会や、アーカイブスでの貴重資料の閲覧機会をいただくなど、手厚い歓待を受けました。

 

フローリン教会とモニュメント

△聖フローリン教会(右)とラインベルガーの生家(左端白色)とモニュメント(中央)

 

 

・代表白井のリヒテンシュタイン訪問体験を契機に:

ラインベルガーが副オルガニストとして活躍した教会、カペルマイスターとして活躍した教会などの歴史的な場所を訪れ、ラインベルガーがデザインしたオルガンの音色を聴き、貴重資料などにも触れた白井は、合唱団員がラインベルガーの作品をただ歌うだけでなく、より深く知って歌うことで、その作品を発信していきたいと考えるようになりました。その思いをハンゼルマン会長に伝えたところ、同会長はファドゥーツにある聖フローリン教会をコンサート会場として手配してくださっただけでなく、現地での広告宣伝を一手に担い、出演料の確保に奔走してくださるなど、誕生したばかりの日本の小さな合唱団のために尽力をお申し出くださったのです。

 

・ヨーロッパ・ツアー2026プロジェクト:

このような流れで、私たちの「ラインベルガー生誕の地で学び、ラインベルガーの作品を歌う」という夢は、2026年の夏に実施する現実のプロジェクトとなり、現在、準備を進めるところまで漕ぎつけました。

 

演奏会を開催する聖フローリン教会

△演奏会を予定している聖フローリン教会

 

▼プロジェクトの内容

2026年8月に開催するヨーロッパ・ツアーのスケジュールは下記のとおりです。

 

8/14 日本出国

8/15 チューリッヒ着・リハーサル

8/16 聖マルティン教会・コンサート(オーストリア/ドルンビルン)

8/17 ファドゥーツ着・リハーサル

8/18 聖フローリン教会・コンサート(リヒテンシュタイン/ファドゥーツ)

8/19 移動

8/20 シュピーツ改革派教会・コンサート(スイス/シュピーツ)

8/21 チューリッヒ出国

8/22 日本帰国

 

▼演奏曲目

J. G.ラインベルガー作曲 『ミサ曲ト長調』作品151  

J. G.ラインベルガー作曲『悲しみの聖母』作品138

瀧廉太郎作曲 「月」 ほか(*瀧廉太郎は、日本で最初にラインベルガーの作品を紹介した人物と言われています)

 

フローリン教会オルガン

△「悲しみの聖母」の伴奏をする予定の聖フローリン教会のパイプオルガン

 

▼プロジェクトの課題

・貴重な体験を若い世代に:

当協会代表の白井は小学校から高校までを青森県で過ごしました。20代になってから海外への演奏旅行や短期留学の機会を得て、大聖堂で演奏したり、音楽院で学ぶ体験をしたことが現在の音楽観の根幹となり、自らの音楽活動を支えていると感じています。そのため、多くの若い音楽家にもヨーロッパの聖堂での響きやオルガンの音そ聴き、現地音楽家との交流を経験してもらい、今後の音楽活動に活かしてほしいと願っています。

また、音楽科の教諭として中高生の教育に携わるほか、大学の合唱サークルを指導する経験を通して、感性が瑞々しく、吸収力の高い年齢で貴重な経験をすることの意義を痛感している白井は、音楽家としてのみならず、教育者としての観点からもこのような機会が多くの方々に開かれたチャンスとなることを望んでいます。

そのため、通常は関東在住のメンバーのみで活動を行っている当団体ですが、白井が第2の活動拠点としている青森からも学生を含むメンバーが参加できるよう準備を進めています。

 

・若い世代を同行するために:

大学生を含むユース世代の参加を視野に入れた結果、実施時期を学業に支障のない夏休みに決定しました。現在、私たちは以下のような問題に直面しています。

・厳しい円安

・お盆による日本発の旅行者増と航空券の価格高騰

・このたびの米国とイラクの政治情勢の結果、比較的廉価な中東系航空会社利用の不透明感

・ヨーロッパのバカンスシーズンによるホテルの価格高騰

・訪問先が大都市圏ではなないことによる、ユースホステルなどの選択肢がない現状

 

現在の円安や物価高の影響で、演奏旅行に関わる渡航費は10年前の2倍近くに高騰しており、海外での演奏経験を得るというハードルも非常に高いものとなっています。現地での食事代も非常に高額で、日本での食事の2~3倍の金額が必要となることが予想されます。この状況での渡航には大きな負担がかかり、参加を躊躇せざるを得ないような事態も予想されます。 そこで、東京ラインベルガー協会では学生及び35歳以下の若い世代の渡航をサポートするため、皆さまに、ご支援をお願いさせていただく次第です。

 

練習風景

△練習風景

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

・学生・ユースの支援のために:

旅行代理店による見積りによると、総勢55名でのツアー総額は3,400万円です。

このうち指導スタッフ5名、学生8名の計13名(@618,000×13名)の負担を少しでも軽減すべく、様々な取り組みを行っています。

一般団員は参加費を自己負担するほか、当協会設立時(2年前)より、下記のような方法で資金集めを行ってきました。

 

・第1回、第2回演奏会のチケット売り上げ金

・東京ラインベルガー協会主催・連続セミナー企画開催

・東京ラインベルガー協会公式グッズ制作販売

・国際ラインベルガー協会のご協力による演奏会場費、広告宣伝費、出演料支援

・ヨーロッパ・ツアー帰国後に開催する公演「第3回演奏会」の売り上げによる補充

 

団員及び関係者で、学生・ユース仲間の支援に向けて様々な取り組みを行ってはおりますが、まだまだ負担軽減に至るほどの資金が集まっていません。一人でも多くの皆様に、このプロジェクトに協賛いただき、お力添えを賜れましたら幸いです。私たちがヨーロッパ公演で学び、成熟させた演奏を、帰国凱旋公演となる2026年9月22日に府中の森芸術劇場ウィーンホールにてお聞きいただければ、これに勝る喜びはありません。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

▼プロジェクト応援のメッセージ

青森県合唱連盟理事長・辻村成子先生からのお言葉

 

東京ラインベルガー協会のプロジェクト、
 「作曲家ラインベルガーの生誕地でその作品を歌う体験を若手世代に!」を応援します!

 

 教え子である白井智朗さんが、崇拝するラインベルガーの生誕の地で演奏会を企画されました。 長く高校教師として過ごしてまいりました私にとり、教え子が立派に活躍される姿を目にすることは、大きな喜びの一つです。そして、この度、白井さんが意を決して海外での演奏にチャレンジするという報に接し、かつて私が青森県内の高校生50名と共に、文化庁のご後援を頂き、ランゴレン国際音楽祭に参加したことを思い出しました。その稀なる体験は当時参加をした青森の高校生たちの心に深く刻まれ、その後の人生において、彼らが合唱を続けていく確かな動機になったのでした。

 さて、コロナ禍にあって全ての音楽活動が止まりどん底に落とされていた時に、白井さんは将来を見据えて教会音楽をより深く勉強するために神学を学ぶ大学院に進学しました。そしてコロナ禍が収束した時に、Tokyo Cantat「第8回若い指揮者のための合唱指揮コンクール」で優勝(2023年)され、翌2024年には第9回東奧文化選奨を受賞されました。そして、白井さんの修士論文のテーマであった作曲家ラインベルガーの名を冠する「東京ラインベルガー教会」を立ち上げ、その宗教的声楽作品全曲演奏プロジェクトに取り組み始めました。第1回演奏会を聞かせていただき、この先15年にわたって続けていくと言う決意に感動しました。  

 この度、白井さんが若い人を率い、2026年8月にラインベルガー生誕の地への演奏旅行を企画されたことは、私自身のかつての教え子との実体験に重ねて鑑みるとき、若い世代にどれほどの影響を与えることかと大いに期待するところです。若い世代が、有意義な音楽体験を積める貴重な企画として、大いにエールを送りたいと思います。どうぞ、クラウドファンディングへのご賛意を宜しくお願い申し上げます。                              

                                              青森県合唱連盟理事長・辻村成子  

 

辻村先生

△辻村成子先生とプロジェクト代表の白井智朗

 

 

▼参加を希望する学生・ユース代表からの言葉

ラインベルガーの音楽、そしてもう少し広く教会音楽を日本で取り組む意義を追求しながら音楽に取り組むという合唱団としての目標のもと、私自身も音楽を楽しみながらスキルアップを図る傍ら、合唱団の目標への手がかりを探し求めるべく第Ⅰ・Ⅱ期と2回の日本での演奏会に参加してきました。そして今回の第Ⅲ期の活動では、日本での演奏会に加えて作曲家本人の生誕の地であるリヒテンシュタイン、他にもスイス・オーストリアにて国際ラインベルガー協会後援のもと演奏することができるという機会に恵まれました。前々から海外遠征に向けてアルバイト等で工面はしているものの、金銭的な負担は我々学生には重く、クラウドファンディングという形式で対外的に支援いただけないかということに至りました。海外での演奏経験はきっとかけがえのない貴重な機会となり、今後日本でラインベルガーの曲を取り組むにあたり大きな財産になると考えています。東京ラインベルガー協会合唱団の学生に向けたご支援についてご一考くだされば幸いです。(M・G)

 

 

▼ALL-IN形式でのご支援のお願い

目標金額:250,000円

目標金額の使途および実施する内容:学生・ユース参加者の渡航費・宿泊費・現地での飲食代の一部に充当

※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、自己負担するなどして、必ず予定していた規模の実施内容の通り実行致します(実行確約型)。

 
▼お願いとお断り

プロジェクト成立後、万一、天災(感染症の蔓延や緊急事態宣言を含む)や政治状況による渡航制限などの不測の事態が発生し、イベントが開催できなかった場合は、プロジェクトの実行日を一年単位で延長し、皆様からのご寄付を使用させていただく所存です。ご理解とご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

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