放送3000回を迎えた笑点に出演したTHE ALFEEの(左から)桜井賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦(撮影・会津 智海)
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 デビュー52年の人気ロックバンド「THE ALFEE」が放送60周年を迎える日本テレビ「笑点」(日曜後5・30)に初めて出演する。4月に通算ライブ本数が3000回に到達する中、笑点も22日に放送3000回を迎えることから番組側が出演を依頼。収録に参加したメンバー3人は「少年時代から見ていた笑点にまさか出られるとは!光栄であり、奇跡」と感激しきり。22日に放送される。(山内 健司)

 ロックと落語。春風亭一之輔(48)が「天丼食べながらカプチーノ飲む」と表現したほど異色の組み合わせ。だが、共に通算3000回の大記録を同じタイミングで達成することになり、国民的バンドと国民的番組の奇跡の邂逅(かいこう)が実現した。

 アルフィーの3人が出演したのは大喜利の前に行われた特別な演芸コーナー。代表曲「星空のディスタンス」が流れる中、さっそうと登場すると、笑点メンバーと共に両者の意外な共通点をネタに爆笑トークを展開。客席も大盛り上がりの様子に、三遊亭小遊三(78)も「ひょうきんな方々とは思ってたけど、あんなに面白いことを連発するとは思わなかった」と舌を巻いた。番組恒例の大喜利では高見沢俊彦(71)のド派手な愛用ギターが現れ、アルフィーにちなんだお題に笑点メンバーがバンドマンに扮して回答する場面もあった。

 実はアルフィーはライブでコントを披露するのが定番。その台本を書いている高見沢は、かつて「笑点に出てみたい」と口にしたこともあるほどで「笑点にはお笑いの神様がいますから、神の領域に自分も行きたいなと思っていたので、まさかこんな日が来るとは。これも本当に長く活動してきたおかげかな」とデビューから52年間休まず走り続けてきた“ご褒美”と受け止めていた。

 坂崎幸之助(71)は「昭和の爆笑王」と呼ばれた初代林家三平さんと親しかったことで有名。昨年6月には東京・浅草演芸ホールでギター漫談を披露して話題となったが「今日は笑点メンバーと同じ舞台にいたけど、視聴者と同じ気分で楽しんじゃった」と夢心地。

 桜井賢(71)は林家たい平(61)と同じ埼玉県秩父市出身で、共に2009年から観光大使を務める間柄。互いに初共演を「凄く幸せ」とかみ締めていた。たい平はアルフィーを「世代を超越した唯一無二の存在」と表し「お茶の間が、アルフィーだ!と驚く姿が目に見えるし、なんで出ちゃったんだ!とざわめくことが今から楽しみ」と22日の放送を待ちわびた。

 共に3000回の金字塔を打ち立てることとなったが、異なる点も。笑点は出演者が交代しながらバトンを受け継いできたが、アルフィーは変わらぬ3人で積み上げてきた。52年間休まず走り続けてきた秘けつについて、高見沢は「僕らはライブ後に反省会をしたことないんですよ」と告白し、坂崎も3人の絆を「ぬるま湯」とユニークに表現。これには笑点メンバーも、長寿番組の秘けつと重なるところがあったようで大きくうなずき、高見沢が「お互い“適当”なところが共通点かも」と誰もが納得のオチを言うと、一同大笑いだった。

 【主な長寿番組】
 ▽「徹子の部屋」(テレビ朝日) 1976年開始。月~金曜の週5日で放送回数は1万2600超。
 ▽「サザエさん」(フジテレビ) 69年10月開始。週1日(日曜)で放送回数は2800超。
 ▽「笑っていいとも!」(フジテレビ) 82年から2014年まで放送。月~金曜の週5日の生放送で8054回を記録。
 ▽「水戸黄門」(TBS) 69年8月にスタートした人気時代劇で、11年12月にシリーズ43作目の1227回で終了。

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