ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.02.12 11:00
米国のポップスター、ブリトニー・スピアーズが、著作権などを含む音楽関連の権利を大規模に一括売却した。米ニューヨーク・タイムズ(NYT)や芸能メディアTMZが10日(現地時間)、報じた。
NYTは関係者の言葉を引用し、スピアーズ側がニューヨークに拠点を置く音楽・マーケティング専門企業「プライマリーウェーブ」にカタログ権利を譲渡したと報じた。
◇カタログとは…著作権・実演権をまとめた「音楽資産」
カタログとは、アーティストや作曲家が活動全般を通じて蓄積した音楽的資産を指す。著作権や実演権料など、音楽に関連する各種権利を一つのポートフォリオのようにまとめた概念をこう呼んでいる。
ただし、具体的な金額や詳細な契約条件は確認されていないとNYTは付け加えた。
TMZは、今回の取引規模が2023年にジャスティン・ビーバーが著作権を売却した当時とほぼ同水準になると推定した。ビーバーは当時、2億ドル(現レートで約306億円)でカタログ権利を譲渡している。
◇「一度に現金化」広がるポップス市場
米国のポピュラー音楽界では、スピアーズやビーバーのように音楽権利を一度に売却する流れが続いている。長期間にわたって分割して受け取る収益の代わりに、一時に巨額を確保しようとする嗜好が反映された結果と解釈される。
ノーベル文学賞を受賞した「フォーク界の伝説」ボブ・ディランをはじめ、「ロックのボス」ブルース・スプリングスティーン、俳優兼歌手のジャスティン・ティンバーレイク、「ラテンポップの女王」シャキーラらも、すでにカタログを売却している。
◇「かつてのマドンナ」スピアーズ…全盛期後の長い空白
スピアーズは1990年代後半から2000年代前半まで、世界のポップス市場をリードした代表的なスターだ。『Baby One More Time』『Oops!…I Did It Again』『Toxic』などのヒット曲を残し、マドンナに匹敵する人気を博した。
しかしその後、薬物問題や家族との葛藤、各種訴訟や機内での騒動などの議論が続き、2000年代後半からは活動が大幅に減少した。2016年にフルアルバム『Glory』を発表して以降は、事実上、音楽活動を中断している状態だ。
スピアーズは2024年、インスタグラムに「私は絶対に音楽界に戻らない」と記し、先月には「二度と米国で公演はしない」とも明かしている。
