モルトブックは一時的流行、基盤技術には将来性=オープンAIトップ

写真はオープンAIのロゴ。2024年5月撮影。REUTERS/Dado Ruvic

[3日 ロイター] – 生成AI(人工知能)モデル「チャットGPT」を手がける米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は3日、ボット同士が自律的に交流する人工知能(AI)搭載の交流サイト(SNS)「モルトブック」は一時的な流行かもしれないと突き放しながらも、モルトブックの基盤となる技術は将来性があるとの見解を示した。

米西部サンフランシスコでのイベント「シスコAIサミット」で語った。モルトブックを巡っては欠陥が見つかっており、サイバーセキュリティー企業ウィズによると数千人の個人データなどが流出していた。

アルトマン氏は、モルトブックが構築されているオープンソースボット「オープンクロー」については一時的な流行には「とどまらない」と評価。「コードは非常に強力だが、コードと汎用的なコンピューターを組み合わせればさらに強力になるという考え方は今後も定着するだろう」との見解を示した。

かつて「クローボット」や「モルトボット」と呼ばれていたオープンクローはメール管理、保険会社との交渉、旅客機のチェックインなど無数の任務をこなせるアシスタントだと評価する向きが出ている。

一方、AIが医療研究からソフトウェア開発まで用途が広がっているものの、普及は予想していたより遅いとして「私は単純に甘く見て、深く考えていなかったと思う。振り返って歴史を見ても、それは驚くべきことではない」と語った。

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